魔法学校ローグライトアクション『Spells & Secrets』11月10日配信へ。学生となり魔物巣食う校内を探索、魔法で戦いパズルもこなす

 

デベロッパーのAlchemist Interactiveは10月4日、魔法アクションアドベンチャーゲーム『Spells & Secrets』を11月9日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S。Steamストアページによると、日本では時差の関係で11月10日配信となるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応するとのこと。

『Spells & Secrets』は、魔法学校を舞台にするアクションアドベンチャーゲームだ。ソロプレイおよびローカル2人協力プレイに対応。本作にてプレイヤーは、魔法学校グライフェンシュタイン・アカデミーに入学した魔術師コースの1年生となる。アカデミーは、その入学初日から謎の魔物に襲われるという奇妙な事件が発生し大混乱に陥っており、プレイヤーは校内を探索してその謎を解き明かすことを目指す。なお、主人公の見た目や名前はカスタマイズ可能だ。

本作はローグライク要素のあるゲームプレイが採用されており、複数のエリアで構成される校内の構造はプレイするたびに変化。プレイヤーはエリア内の部屋を訪れて魔物と戦い、すべて倒すと隣接するエリアへの扉が通れるようになる。魔物は、行動パターンや攻撃手段の異なるさまざまなタイプがおり、プレイヤーは魔法を駆使して立ち向かう。

魔法は、自動回復するマナを消費するスタミナ制で発動でき、たとえば魔法の弾を撃つマジックミサイルや、周囲のオブジェクトを操れるテレキネシスなどがある。魔物なかには、特定の状態でないと攻撃が通じないものもおり、それぞれの特性を学びながら対処することになるだろう。


校内には魔物だけでなく、プレイヤーの助けになってくれる教授などのNPCも存在。探索するなかで入手したお金と引き換えに、追加の魔法や体力回復、ポーションなどのアイテムを売ってくれる。ポーションは、安全地帯を作り出すなど特殊効果を発動できるアイテムだ。ランダムでポーションを購入できる自動販売機が設置された部屋も存在する。ほかの魔法としては、冷気攻撃を放ったり、敵を一定時間浮かせて無防備にしたり、あるいは衝撃波で魔物をノックバックさせたりといったものなどがある。

本作にはパズル要素も存在し、周囲の何気ないオブジェクトを正しく操作することで、隠された部屋が出現。隠し部屋では、魔法を強化できるアーティファクトなどを獲得できることがある。そうして魔法を習得・強化しながら校内の探索を進め、待ち受けるボスの元へと向かうのだ。


魔物に倒されるなどしてプレイを終えると、アカデミーの建物の外のエリアからやり直しとなる。そこには教授や学生などがおり、探索中に救出した学生も現れる。教授に話しかけると、貯めた経験値によって体力やマナの強化、新たな魔法の習得といった恒久的な強化をおこなえる。魔法を使ってカーリングやチェスを楽しむなどのアクティビティも用意されているようだ。

『Spells & Secrets』は、PC(Steam)向けに11月10日に国内配信予定。Steamでは現在体験版が配信中だ。なお、Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S版の日本でのリリースの有無については、現時点では不明である。