超リアルUE5製サバイバルホラー『LOST FRAGMENT – 失われた欠片』発表。実写と見紛う日本の廃病院映像が注目を集める

 

デベロッパーのNIHIL INANE STUDIOは8月30日、『LOST FRAGMENT – 失われた欠片』を発表した。開発にはUnreal Engine 5が採用されており、公開された動画を見たX(旧Twitter)ユーザーを中心に注目を集めているようだ。


『LOST FRAGMENT – 失われた欠片』は、サバイバルホラーゲームだ。公開された動画は荒廃した病院が舞台となっており、「ナースステーション」といった表記から日本の病院と見られる。動画は拳銃を片手に病院の内部を散策する主人公の視点で描かれている。動画の前半では日が差し込んでいた風景も、後半では一変。突如として闇が包み込み、不穏な物音が周囲から聞こえるようになる。動揺する主人公が音を発していた物体の正体を突き止めようとするところで、動画は終わっている。

本動画は、公開後すぐさまXユーザーからの注目を集めているようだ。ユーザーの反応は「怖すぎる」といった声や、本作に関するさらなる情報を心待ちにする声などさまざま。本作を手がけるNIHIL INANE STUDIOは、大阪市を拠点としているという情報以外は明かされていない謎多きスタジオとなっている。突然公開されたリアルなゲームを前に、ユーザーはさらなる情報・続報を期待しているようだ。


なお開発元がユーザーの質問に答える形で、『LOST FRAGMENT – 失われた欠片』には、フォトグラメトリー(写真から3Dイメージを生成する技術)が一切使用されていないと明かされている。すべてが手作業で作られているそうで、映像に登場する小物などのアセットや部屋も含まれるのだろう。また本作のトレイラーからは主人公がガラスを踏み荒らす音など、音響に関してもこだわりがうかがえる。


『LOST FRAGMENT – 失われた欠片』は、Unreal Engine 5で開発中。本作に関する詳しい情報は徐々に明かされていくことだろう。気になる人はぜひスタジオのXアカウントをフォローしてみてはいかがだろうか。




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