物理演算・洞穴下りホラー『Idols of Ash』Steamで高評価炸裂中。謎の巨大ムカデから逃げながら、フックを駆使して暗黒洞窟をひたすら降りる

Leafy Gamesは4月10日、一人称視点ホラーアクション『Idols of Ash』の配信を開始した。 本作はすでに「非常に好評」ステータスを得る、順調なスタートを切っている。

デベロッパーのLeafy Gamesは4月10日、一人称視点ホラーアクション『Idols of Ash』の配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。 本作はすでに「非常に好評」ステータスを得ており、順調なスタートを切っている。

『Idols of Ash』はグラップリングフックを駆使しながら大穴の底を目指す3Dプラットフォームゲームだ。プレイヤーは地下深くまで続く謎めいた大穴に足を踏み入れ、足場を慎重に見極めながら最深部へと向かっていく。洞穴内部には古代遺跡が広がっており、その遺跡の残骸を足がかりに地下へのルートを探るのだ。ただし高所からの落下はダメージを伴う。そのため、いわゆるグラップリングフックの活用が攻略の鍵となる。

本作ではグラップリングフックがプレイヤーの唯一の装備であり、壁面や壁に打ち込むことでロープを固定することが出来る。グラップリングフックの射程に限界はあるものの、ロープを伝って下降したりよじ登ることが可能だ。

くわえて本作ではグラップリングフックに物理演算が適用されている。たとえば空中に向かって放出したフックは限界まで伸び切ると重力に従って落下する。その際ロープを地形に引っ掛けたうえで引き戻すことで、狙った位置にフックを固定することが可能だ。また、ロープに宙吊りになっているときはフック地点や地形の縁を支点として、振り子のように揺れ動く状態になる。この仕様を活用して、ブランコのように勢いをつけて大きく跳躍することも可能で、物理挙動を活用したさまざまな攻略法が行えるようになっている。

ところが地下へ進むにつれて新たな脅威が現れる。この洞穴には巨大なムカデが潜んでおり、プレイヤーを追うように襲いかかってくるのだ。足を止めれば捕食されてしまうため、常にスピード感を保ちながら下降を続ける必要がある。下方の足場だけでなく、上方からやってくる大ムカデにも常に気を払わなければならず、上下両方向への集中が求められる。地下の各所にはセーブポイントが設置されているため、まずはそこを目指して進むとよいだろう。

Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で380件中98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得しており、最大同時接続プレイヤー数は400人以上を記録している(SteamDB)。本作はルートの試行錯誤を重視したシンプルなゲーム性ながら、物理演算を利用したフックアクションには特有の爽快感がある。また、ルートごとに異なる攻略体験が味わえる点や、巨大ムカデにじっくりと追われる緊張感、作り込まれたサウンドやレトロ調のグラフィックが描き出す独特の雰囲気も高く評価されている。

本作を手がけたLeafy Gamesはアメリカを拠点とした2012年設立のゲームスタジオ。同スタジオはユニークなゲーム体験を目標としており、これまでには『PULSAR: Lost Colony』などを制作している。同作はオンラインマルチ対応の宇宙探索ゲームで、2013年にKickstarterでクラウドファンディングキャンペーンを成功させた後、早期アクセスを経て2021年6月に正式リリース。現時点で約4400件のユーザーレビューを集め、89%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。スタジオ最新作の『Idols of Ash』も小規模なホラータイトルながら高い評価を得ており、改めて同スタジオの実力を示した格好だ。

『Idols of Ash』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、4月17日まで定価の20%オフとなる税込316円で発売中だ。

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Kousetsu Taguchi
Kousetsu Taguchi

レトロゲームショップに入ると真っ先にセガサターンのコーナーを確認するタイプです。

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