航海冒険RPG『セーリング エラ』Nintendo Switch/PS4/PS5版配信開始。自分の船で海を渡り、世界を股にかける旅路へ

 

パブリッシャーのbilibiliは7月20日、GY Gamesが手がける『セーリング エラ』のコンソール版を配信開始した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/PS5。価格は税込3850円。なお本作PC版は、今年1月にSteamにて配信開始されている。


『セーリング エラ』は、大航海時代を舞台にした航海シミュレーションRPGだ。プレイヤーは4人の主人公からひとりを選択。それぞれの主人公は、各々目標をもっている。具体的には、貿易・海戦・造船・冒険といった本作を構成する要素が、主人公それぞれの目標へとつながっている。それらの目標を達成するため、大海原へと旅に出るのだ。

本作の世界には約200以上の港が存在し、そこでは多くの仲間との出会いがある。主人公の旅に加わる仲間の数は、総勢30人以上。彼らを仲間に加え、最大4隻の船で艦隊を組み、天候や敵襲など、さまざまな困難が待ち受ける海上を進んでいく。主人公を含め、仲間たちには成長要素もあり、スキルの獲得や装備品の選択などによってカスタマイズが可能となっている。


本作は、PC(Steam)向けに今年1月に配信が開始されている。Steamユーザーレビューでは、2882件中79%の好評を得て、「やや好評」のステータスと、一定の評価を獲得。本作は航海・交易・戦闘・探検・仲間集め・リソースマネジメントなど要素てんこ盛り。そうした要素が、コーエーテクモゲームスが手がける『大航海時代』シリーズを彷彿とさせるとして評価されている模様。さらに現代のプレイヤーに受け入れられるようなキャラクターデザインを採用。ほか、ゲームプレイにおける利便性などについても現代向けに設計されている。

本作PC版は発売以降、不具合修正をはじめ、UIなどの利便性を向上させるなど、積極的なアップデートがおこなわれている。さらには船の老朽化など、ゲームの根幹に関わる部分に関しても、不満が多かった部分の調整が施されている。課題とされていた一部日本語翻訳の不自然さについても同様で、4月4日のアップデートにて調整がおこなわれている。アップデートを重ねてブラッシュアップされてきた本作が、今回コンソール向けにも発売されたかたちだ。


『セーリング エラ』は、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5向けに発売中。