デベロッパーのRadhoodは5月11日、『Synth Beasts』を発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、2023年のリリースを予定している。
『Synth Beasts』は、シングルプレイ向けのアクションアドベンチャー。謎のモンスター「Synth Beasts」を生み出した研究所が置かれる島を舞台に、Synth Beastsたちの力を借りて島の謎を解き明かしていく。島には12種類のSynth Beastsが存在し、それらを捕獲し変身することで、島の仕掛けを解いたり戦闘を有利に進めたりすることができる。
本作はSteamストアページの公式説明文にて、一口サイズの「ポケモン×ゼルダ」と謳われている。モンスターが主役となる点や、2Dグラフィック時代の『ゼルダの伝説』シリーズのような見下ろし型アクションとなる点など確かにその影響は見受けられる。また『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の「がんばりゲージ」にも似たステータス表示が確認でき、「ポケモン×ゼルダ」を感じさせるような要素が各所に散りばめられている印象だ。また、ゲームのデザインに関しても『オクトパストラベラー』にインスパイアを受けHD-2D風グラフィックを採用していると記載されており、さまざまな人気タイトルの要素を取り入れてゲームが構成されているようだ。
本作を手がけるRadhoodは、Conrad Grindheim氏をリード開発者とする小規模なスタジオ。同スタジオは『Synth Beasts』と同時に『Soul Stalker』も開発中だ。『Soul Stalker』はアートワークは『ペーパーマリオ』シリーズから、ゲームプレイは『Vampire Survivors』と『Slay the Spire』からインスパイアを受けたという作品だ。Conrad氏は自身のYouTubeチャンネルにてゲーム制作の過程などを投稿しており、5月11日に投稿された動画によれば、『Soul Stalker』と『Synth Beasts』は2つの小規模なゲームとして同時に開発されており、近いうちにリリースされる予定だという。
『Synth Beasts』はPC（Steam）にて2023年リリース予定だ。
