ゲームフリーク新作『Project Bloom』発表。Private Divisionとタッグで贈る完全新作アクションADV

 

パブリッシャーのPrivate Divisionは5月10日、ゲームフリークが手がける新作『Project Bloom』を発表した。対応プラットフォームは未定で、2025年4月から2026年3月にかけてリリース予定。


ゲームフリークは『ポケットモンスター』シリーズ開発元として知られる日本のデベロッパーだ。田尻智氏による同名のゲーム系同人サークルを母体として株式会社として設立。主に任天堂のプラットフォーム向けに『ポケモン』シリーズを開発してきたほか、別のプラットフォーム向けの自社タイトルのリリースも見られた。

今回同社がタッグを組むPrivate DivisionはTake-Two Interactive傘下のパブリッシャー。『Kerbal Space Program』シリーズや、Obsidian Entertainmentの『アウター・ワールド』といった作品のパブリッシングを手がけてきた。

このたび発表された『Project Bloom』はジャンルとしてはアクションアドベンチャーゲームになるとのこと。現在開発初期段階で、2025年4月から2026年3月にかけてのリリースを目指しているという。コンセプトアートでは、原生林に三度笠を被った人物が佇んでいる。和風の世界観での作品となるのかもしれない。本作の詳細については、今後Private Divisionおよびゲームフリークから伝えられていくそうだ。

『Project Bloom』発表に際して、ゲームフリークおよびPrivate Divisionの代表者がコメントを寄せている。

ゲームフリークディレクター古島康太氏:
これまでのゲームフリーク作品とはトーンの異なる新規IPを制作できることにとても興奮しています。Private Divisionは、本タイトル開発当初から一緒に仕事をしたいと考えていたパブリッシャーでした。実績とグローバルな専門知識を備えたPrivate Divisionと協力できるということで、新しいアクションアドベンチャーゲームの制作に自信を持って臨むことができています。今後、皆様に本タイトルの情報をお伝えしていくことを楽しみにしております。

Take-Two Interactiveチーフストラテジーオフィサー兼Private Division代表Michael Worosz氏:
過去30年以上にわたってゲームフリークよりもアイコニックなヒット作をリリースしているスタジオを見つけることは困難でしょう。私たちはゲームフリークのポテンシャルを引き出す手伝いをする準備ができています。ダイナミックな新規IPを市場に提供するため、この並外れた才能と実績のあるチームと手を取り合うパブリッシャーとなれることを光栄に思っています。

ゲームフリークの打ち出す『ポケモン』を除く新作は、iOS向けに今年1月に配信された『ソリティ馬 Ride On!』以来。完全新作としては、2019年10月発売の『リトルタウンヒーロー』ぶりとなる。アクションアドベンチャーゲームとして開発中だという、同社の新たな試みを楽しみにしておこう。

『Project Bloom』は2025年4月から2026年3月にかけてリリース予定。