中世宗教アクション『Saga of Sins』3月31日発売へ。怪物の姿となり、精神世界で大罪を狩る

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パブリッシャーのJust For Gamesは1月25日、中世宗教アクションゲーム『Saga of Sins』を3月31日(現地時間30日)にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。国内PS Store向けにはストアページが公開されており、国内PS向けに配信されそうだ。あわせてSteam向けに無料デモ版の配信が開始されている。

『Saga of Sins』は、2Dアクションゲームだ。物語はシンウェルという村から始まる。村にはペストが流行し、人々の心は”七つの大罪”に侵食されていた。主人公のセシルは聖職者として、村を救うべく立ち上がる。人々の内なる世界に潜り込み、彼らを苦しめる七つの大罪を打ち倒すのだ。

本作の主人公は「人の精神に入り込む」能力を持つ。31人の村人はそれぞれ異なる精神世界を持っており、この精神世界がゲームにおけるダンジョンの役割を担っているのだ。村人は「sinner(罪人)」と「innocent(無垢)」の2つに分かれている。前者は敵が待ち受けるアクションステージ、後者はパズル要素の強いステージになっているようだ。


ステージ中、主人公は4種類の怪物に変身することが可能。ジャンプやダッシュといったアクションのほかに、姿ごとに異なる能力を駆使して進むのだ。ひびが入ったガラスを遠吠えで破る狼男、ファイアブレスを吐くガーゴイル、空中ダッシュが強力なグリフィンなどに変身できるという。ステージ中には、特定の能力でしか解除できないギミックも登場するようだ。姿ごとに攻撃手段も変化するため、使い分けることで攻略を有利に進められるだろう。

主人公が変身する怪物は、ゴールドで強化可能。ゴールドは敵を倒したり、宝箱を開けることで入手するようだ。ステージ深部で待ち受けるボスは7種類。ボスには「暴食」「怠惰」など、七つの大罪そのものの名前がつけられている。罪人の精神世界ということもあり、いずれの敵も背徳的なデザインが印象的だ。


本作のビジュアルは、中世オランダの画家ヒエロニムス・ボスの作品に影響を受けたという。ステンドグラスをモチーフにした、宗教画のようなグラフィックが特徴的だ。本作の開発を手がけるのは、ドイツのゲームスタジオBonus Level Entertainment。過去にはキツネを主人公に据えた16bit風アクションゲーム『FOX n FORESTS』など、複数のアクションゲームを手がけてきた実績を持つ。

『Saga of Sins』はPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、3月31日リリース予定だ。

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