Steamゾンビサバイバル『Into the Dead: Our Darkest Days』発表。ゾンビ溢れる断絶された街で生存者たちを導く

 

デベロッパーのPikPokは12月16日、ゾンビサバイバルゲーム『Into the Dead: Our Darkest Days』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年に早期アクセス配信予定。

『Into the Dead: Our Darkest Days』は、1980年のテキサスを舞台にするゾンビサバイバルゲームだ。同州の沿岸部に位置する大都市Walton Cityでは、熱波の被害と経済危機に見舞われるなか、突如ゾンビアウトブレイクが発生。ゾンビの大群により街は一変し、外部とも断絶してしまう。そして生き残った人々は、安全だと噂される街の外への脱出を目指してサバイバルをおこなう。

本作はサイドビュー形式でのゲームプレイが採用され、プレイヤーは生存者グループを導くこととなる。ゾンビから身を守るためのシェルターを確保し、必要な物資を調達するため仲間に街を探索させるのだ。グループ内の生存者からは、物理的あるいは心理的な要求が寄せられるため、それらを満たしてグループ内での秩序を維持することがプレイヤーには求められる。


街はゾンビの群れで溢れており、探索においてはステルスプレイが基本となる。また、入手した素材をもとに武器やツールをクラフトし、生存者に装備させることも可能。生存者は戦いに長けた人物ばかりではなく、戦うか逃げるかの判断はプレイヤー次第である。さらに、街にはほかの生存者もおり、彼らとコミュニケーションを取ることも重要な要素。説得して仲間に引き入れるもよし、騙して物資をかすめ取るもよし、あるいは襲いかかって強奪するもよしである。

集めた資源では上述した武器などのクラフトのほか、シェルターのアップグレードも可能。生存者がより安心できる環境を整えることができるが、シェルターはゾンビからの攻撃にいつまでも耐えられるわけではないという。そのため、状況に応じて拠点を移していくことになるようだ。そうしてサバイバル生活を続け、生存者グループの全員を安全な場所へと導くことを目指す。なお、本作の世界は刻々と環境が変化していくため、プレイするたびに新たなゲーム体験を得られるとのことである。

本作は、ゾンビアクションゲーム『Into the Dead』シリーズのスピンオフ作品となる。これまでモバイル向けに展開されてきた同シリーズだが、本作はPC向けとし、開発元PikPokはゾンビサバイバルゲームのファンに新たな体験を届けたいとしている。早期アクセス配信を通じては、コミュニティと密にやり取りをして開発を進めていく考えだそうだ。

『Into the Dead: Our Darkest Days』は、PC(Steam)向けに2024年に早期アクセス配信予定だ。