マーベラスは10月13日、『ルーンファクトリー３スペシャル』を2023年3月2日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、価格は通常版がパッケージ・ダウンロード版ともに税別4980円。デジタルデラックス（ダウンロード）は税別5980円。限定版（パッケージ）は税別9800円となる。
『ルーンファクトリー３』は、2009年にニンテンドーDSで発売されたアクションRPG。農場生活ゲーム『ルーンファクトリー』シリーズのナンバリング第三作目だ。舞台となるのは辺境の町、シアレンス。主人公は、記憶をなくしており、またモンスターに変身できるといった特異な体質をもっている。少女シアに救われ農場を託されたことで、この町を拠点として生活を過ごしていく。
『ルーンファクトリー３』は、シリーズの中でも特に人気が高い。牧場生活と冒険のバランスも良いほか、それぞれのキャラクターが自分で考えて動く生活AIを搭載し生活感アップ。キャラの内面を掘り下げるテキストやイベントもさまざま用意されており、かつ不具合などもシリーズ他作品より少なかったことから、今でもシリーズ最高傑作と名高い。
『ルーンファクトリー３スペシャル』では、『ルーンファクトリー３』がリメイクされるという。対応プラットフォームはNintendo Switch。単にHD化するだけでなく、3Dモデルも一新されている。元作品がニンテンドーDS向けなので、ビジュアル面などはかなり見直されているのだろう。
そのほか新要素として、ヒロイン候補と結婚することでしんこんモードが楽しめる。結婚したキャラクターとのラブラブな新婚生活を描いた新規シナリオを収録されているという。Live2Dでより表現豊かになったコミュニケーションを体験できるほか、ここだけのボイスやムービーも楽しめるそうだ。
オープニングムービーの刷新や、しんこんモード向けの映像を含めた新ムービー収録も実施。新難易度としてはヘルが追加されている。しんこんモードやオープニングムービー刷新、新難易度導入は『ルーンファクトリー４ スペシャル』でも実施されており、同作と同様にゲームの根幹はいじらず、グラフィックを強化し、ちょっとしたコンテンツを追加するようなかたちだろう。なお、『ルーンファクトリー３』に収録されたワイヤレス通信機能やWi-Fi通信機能はリメイク版には収録されないとのことである。
『ルーンファクトリー３スペシャル』は、2023年3月2日発売予定。ダウンロード向けのデジタルデラックスには、ゲーム本編と主人公・ヒロイン候補が全員水着になる追加コンテンツ「みんなで水着モード」が付属。パッケージ向けの限定版『ルーンファクトリー３スペシャルDream Collection』では、ゲーム本編前述の追加コンテンツ「みんなで水着モード」のほか、複数のドラマCDに、アクリルスタンドなどが同梱される。
