オープンワールド海戦ゲーム『スカル アンド ボーンズ』“初犯”で永久BANの厳戒チート対策発表。推奨PCスペックも公開


ユービーアイソフトは8月26日、『スカル アンド ボーンズ(Skull and Bones)』PC版の最新情報を公開した。推奨PCスペックや実装予定のアンチチートシステムなどについて明かされている。本作はPC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)のほか、PlayStation 5/Xbox Series X|S向けに、11月8日発売予定。サブスクリプションサービスUbisoft+でも提供される。

『スカル アンド ボーンズ』は、オープンワールド海戦ゲームだ。本作の開発を手がけるUbisoft Singaporeは、2作目以降の『アサシン クリード』シリーズに携わり、海戦ゲームプレイなどを開発してきた。『スカル アンド ボーンズ』で舞台となるのは、17世紀末のインド洋。プレイヤーは大海賊を目指して、海戦に身を投じていく。

本作はオープンワールドとなっており、プレイヤーの前には予測不能な天候や迫りくる危険、ライバルの海賊たちなどが立ちはだかる。各地にいる店主や地元勢力とのさまざまな契約をこなし、悪名を高めていくといった要素もあるようだ。手に入れた報酬などで武器や船を強化し、財宝を求めて熾烈な海戦に挑んでいく。オンライン要素としては、PvEあるいはPvPvEといった好きなモードを選べるという。また、ソロまたは最大3人グループでの協力プレイも可能とのこと。


このたび発表された最新情報では、オンラインプレイにおける仕様が公開。まずオンラインプレイでは、各プレイヤーのランクである「悪名」に合わせたマッチメイキングがおこなわれるというランクやPvP設定の近いプレイヤー同士が集まるサーバーが用意されるそうだ。また、ゲーム内で迷惑行為をおこなうプレイヤーを報告またはブロックすることが可能とのことだ。

ゲームサーバーについては、同時接続数が増加する時間帯でも、待機時間を減らすよう相互に補完しあうクラウドサーバーを使用。地域としては北アメリカおよび南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、南アフリカ、オセアニアに専用サーバーが用意されるそうだ。

さらにアンチチートシステムについても発表。リアルタイムでBattleEyeでのモニタリングがおこなわれるという。BattleEyeは『レインボーシックス シージ』などにも採用されているアンチチートプログラム。本プログラムによりチート行為によって不当な利益を得たことが確認されたプレイヤーは、“初犯”であっても永久BANされるとのことだ。


PC版でのグラフィックは4K解像度およびHDRに対応。fpsは無制限となり、NVIDIA DLSSやAMD FSRを利用可能なほかレイトレーシングにも対応するとのことだ。DLSSおよびFSRは、それぞれNVIDIAおよびAMDが提供する、いわゆる超解像技術だ。低解像度でゲーム画面をレンダリングし、独自アルゴリズムによってアップスケールすることで、GPUの負荷を抑えながら高画質を得られるとされる。対応するグラフィックボードを使用すれば、本作の大迫力の海戦を高いグラフィック設定およびフレームレートで楽しむことができるだろう。推奨PCスペックについての詳細は以下のとおり。


スカル アンド ボーンズ(Skull and Bones)』はPC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)およびPlayStation 5/Xbox Series X|S向けに、11月8日発売予定だ。サブスクリプションサービスUbisoft+でも提供される。