魔法学校生活ゲーム『Witchbrook』Steamストア開設で約2年ぶりに新情報公開。ほうきで飛び、勉強も恋も楽しむ青春学校生活

 

パブリッシャーChucklefishは6月1日、『Witchbrook』のSteamストアページをオープンし、新情報を公開した。約2年ぶりに同作についての続報が届けられている。新たなスクリーンショットも公開中だ。発売時期については「まだ調合中」とのこと。リリースはしばらく先になりそうである。


『Witchbrook』は、魔法学校の生活を体験するゲームだ。販売/開発を手がけるのはChucklefish。『Starbound』を手がけたメーカーだ。なおChucklefishはかつて『Stardew Valley』の販売に携わっていた時期はあったものの、開発はまったく別のスタジオ。『Stardew Valley』のスタッフは『Witchbrook』に携わっていないので注意してほしい。

これまで公開されていた情報としては、プレイヤーは魔法学校の生徒として、勉強したり他者とふれあいながら成長していくというもの。自己鍛錬に励んだり、同級生や街の人と仲良くなったり、授業に出席したりして課題をこなしたり。釣りや魔法の作物の栽培、謎のキノコの採取など課外活動に勤しんだり、秘密の呪文を会得し、友人をつくり、そして学校の秘密を解き明かすといった説明がされてきた。前回の情報公開から2年が経ち、新たな情報が届けられている。


今回Steamストアページが公開され、ゲーム内容の詳細が明かされている。まず本作のジャンルとしては、ライフシミュレーションとソーシャルRPGといった位置づけになるようだ。舞台となる学校はWitchbrook Collegeと呼ばれる場所だ。この学校で生活を過ごしながら魔法を学んでいくようだ。なお港町としてはMossportと呼ばれる街が登場する。

Witchbrook Collegeでは、授業を受けたり、課題をこなしたり、バッジを獲得したりすることで魔法のアビリティが育っていくという。会得したスキルはさっそく街で実践しよう。活動としては、魔法の会得のほか、強力なポーションを調合したり、ほうきにまたがってクラスメイトとレースしたり、謎のきのこを集めたり、植物学の知識を活かして植物を育てたりなどするようだ。そのほか写真撮影や、Mossportでのブティックめぐり、カフェやマーケットめぐりなどもできるという。


学校生活では友達や恋人を作れるという。ロマンティックなデートもできるようだ。また友人や恋人と知り合うなかでは、彼らの願いや夢などそれぞれの想いを知っていくという。どのように実現を助けるかはプレイヤー次第のようだ。学校では、学生や先生などそれぞれの人々が忙しく生活しているという。それぞれ自律的に動いているようだ。季節の行事や特別な催し物に参加することで、生活はさらに楽しくなるそうだ。

なお本作ではカスタマイズ要素も存在。自分のキャラの髪型やアクセサリーを変えてみたり、あるいは街で買った服を着たり。森のコテージを改装し、動物や植物が住む場所をいきいきとした庭にしてみるのもいいだろう。なお魔法学校を卒業したあともゲームは続くようで、地元の人々の手伝いをするといった活動をしていくとのこと。


前述したように本作の発売日はまだ「調合中」。つまり未定だ。なおChucklefishは、本作がどの言語に対応するかについては、Steamのウィッシュリスト次第であると語っている。日本語に対応してほしければ、真っ先にウィッシュリストに追加しておこう。なお同スタジオはコンソール対応について問われた際には「現時点では未定」とコメントしている。

久々の情報公開がされた『Witchbrook』。まだ不明なことは多いながら、公式Discordチャンネルが宣伝されるなど、本格的に始動したことがうかがえる。まずはSteamのウィッシュリストに追加し、続報を待つといいだろう。『Witchbrook』はPC(Steam)向けに発売予定だ。