GENDA GiGO Entertainment、アミューズメント施設運営の宝島を吸収合併。より多くの地域でエンターテイメントを届ける


株式会社GENDA GiGO Entertainmentは5月1日、連結子会社である株式会社宝島と合併したと発表した。株式会社宝島を消滅会社として吸収合併している。

GENDA GiGO Entertainmentは、親会社である株式会社GENDAが2020年にセガ エンタテインメントの株式85.1%を取得したことを受けて、セガブランドのアミューズメント施設の運営を受け継いだ企業。今年1月28日には、セガが保有していた残る株式もすべて取得している。同社は今年1月31日、宝島の全株式を取得していた。


宝島は、アミューズメント施設の運営やオペレーションに伴う企画・施工、テーマパークや複合アミューズメント施設などの総合運営をおこなっている企業だ。首都圏を中心に24店舗を展開しており、北海道や静岡、大阪にも店舗が存在する。

今回の吸収合併についてGENDA GiGO Entertainmentは、「宝島が運営する24店舗が一体となり、より多くの地域で、より多くのお客さまへ当社の企画するエンターテイメントをお届けすることができるようになります。両社がそれぞれ培ってきたノウハウを相互に共有することにより、今まで以上に楽しいアミューズメント施設を創り出すことを目指してまいります」とコメントしている。

GENDA GiGO Entertainmentは、国内外に約200店舗のエンターテイメント施設を運営しており、アミューズメント施設運営企業としては、国内3位の事業規模を誇るという。現在はセガブランドを掲げるアミューズメント施設が多数存在するが、屋号を順次SEGAからGiGOに切り替えていく方針としている。なお、今回吸収合併した宝島の運営店舗についてもGiGOへと屋号を変えるのかどうかについては、今回の発表では触れられていない。