スクエニアクションRPG『バビロンズフォール』クローズドβテスト・フェーズ3参加者を追加募集中。油絵風フィルタなどの改善進める

 

スクウェア・エニックスは10月6日、オンライン専用アクションRPG『BABYLON’S FALL(バビロンズフォール)』について、クローズドβテスト・フェーズ3の参加者の追加募集を開始した。対象プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4と、さらにPlayStation 5も追加。応募受付期間は10月28日11時59分まで。クローズドβテストについては、11月15日から17日にかけて実施される。

https://www.youtube.com/watch?v=yLX3zU5IdW0


『バビロンズフォール』は、スクウェア・エニックスとプラチナゲームズが共同開発するオンライン専用アクションRPGだ。プレイヤーは、機棺(ギデオンコフィン)と呼ばれる特殊な装具を背負わされた戦士・哨士(センチネル)となり、莫大な遺産が眠るとされる巨塔バビロンの攻略を目指す。4人オンラインマルチプレイとなる本作では、ハック&スラッシュ要素をベースとしたゲームプレイを採用。両手に持つ武器に加え、機棺を介してさらに2種類の武器を装備でき、合わせて4つの武器を組み合わせた戦略性の高さを特徴とする。

本作では今年7月と9月にクローズドβテストを実施。今回の発表にあわせて、前回のフェーズ2のレポートが公開されている。フェーズ2では、フェーズ1からサーバーキャパシティを2倍にしたことで、多数のプレイヤーが同時に接続している状況でも、大きな問題はなかったとのこと。一方で、特定の状況下では接続済みのプレイヤーの接続が切断されるケースがあり、これについては今後対応を進めていくという。

フェーズ2
フェーズ3


フェーズ1・2にて参加者から寄せられていた改善要望について、フェーズ3での反映を目指して対応中の要素についても報告された。まず、本作の特徴のひとつでもある、中世の油絵のようなタッチで描く「ブラシワークフィルター」について。参加者からは「視認性が良くない」との意見があったそうだ。

そこでフェーズ3では、絵画調の雰囲気を残しつつも、視認性を高めるための調整がおこなわれる(上の画像)。遠景については大きく変えず、近景のオブジェクトについてはより精細に描写するかたちとなる。布の装飾や床の木目もはっきり見えるようになり、全体的に解像感が向上したような印象である。

また、アクションについて「動作・レスポンスの遅さ」「爽快感の薄さ」の改善要望もあった。これについては大幅な調整を実施するとのこと。攻撃速度・モーションの見直し、コンボの再構築、武器種特有のアクションの追加など多岐にわたる改修をおこない、プラチナゲームズならではの「手触りのいいアクション」を目指すとした。アクションについては、フェーズ3以降も、正式リリースに向けてさらなるブラッシュアップをおこなうとのことだ。

https://www.youtube.com/watch?v=qKq3hPDTXGg


このほか、製品版では各武器・アタックモードの特性を理解できるように、チュートリアルを充実させていく予定であることも明らかにされている。クローズドβテスト・フェーズ2では、人気の武器種・アタックモードに一部偏りが出ており、チュートリアルが不十分だったとの反省があるようだ。

クローズドβテスト・フェーズ3は、日本サーバーでは11月15日午後6時から11月17日午後6時にかけて実施予定。対象プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4で、クロスプレイに対応する。合計6種類の遊びごたえのあるクエストにチャレンジできるとのこと。また、今回は画像・動画の撮影や配信が許可される。

参加者の追加募集は、公式サイトにて10月28日11時59分まで実施中。応募にはスクウェア・エニックス アカウントが必要となる。なお、これまでに実施されたクローズドβテストに当選している場合は、引き続き参加可能である。

https://twitter.com/BabylonsFall_JP/status/1445663392652357632


『BABYLON’S FALL(バビロンズフォール)』は、PC(Steam)/PS5/PS4向けに開発中。発売時期は未定だ。