インディースタジオOzysoftは8月22日、『Project Buramato（仮題）』を正式発表した。PC（Steam）を含めたマルチプラットフォームに対応予定。2022年から2023年の発売を目標にしているそうだ。今年の冬には、プロトタイプ版のプレイテストをおこなうという。
『Project Buramato』は、3Dアクションゲームだ。東南アジアに位置するボルネオ島の伝承民話に基づいた、ハイファンタジー世界で物語が展開されるという。ゲーム中は言葉では多くを語らず、環境ストーリーテリングに焦点を置いているとのこと。
ゲームプレイとしては、足場を渡ったり、敵を撃ったりと、多彩なアクションが繰り広げられる。セミオープンワールド型の世界を探索し、未知なる生物たちと魔法を使って戦おう。公開された映像では、巨大なクジラやプレイヤーに襲いかかるサイのような種、そのほかにも猫のような生き物が畑を耕している要素も確認できる。この地では、多彩な生物が暮らしているのだろう。
開発元のOzysoftは、インドネシアのバリクパパンを拠点としたゲームスタジオ。過去作としては、サイコロジカルホラーゲーム『Pulang Insanity』がSteamでリリースされている。同作については今年3月にDirector’s Cut版がリリースされたほか、今後もアップデートがなされる予定。コントローラー最適化やパフォーマンス改善などがおこなわれるそうだ。
2012年から開発していた初作品であるホラーゲーム『Pulang Insanity』を世に出し、酸いも甘いも味わったOzysoft。同スタジオが次に手がけるのが、『Project Buramato（仮題）』になるわけだ。インドネシアのスタジオが、ボルネオ島の伝承民話をどうゲーム内に落とし込むかも見どころだろう。ただし開発は初期段階で、まだまだ先は長いという。
公開されたトレイラーは壮大かつ美麗なものに仕上がっており、すでに一部ユーザーから期待が寄せられている『Project Buramato（仮題）』。同作はPC（Steam）含めマルチプラットフォーム向けにリリース予定。発売は、2022年から2023年を目標にしているそうだ。
