『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』には新要素として、ポケモンの隠れ家と着せ替えを収録

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』には新要素として、ポケモンの隠れ家と着せ替えを収録。『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の予約は8月19日から受付開始だ。

株式会社ポケモンは8月18日、情報番組「Pokémon Presents 2021.8.18」内にて『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の最新情報を公開した。地下大洞窟には、ポケモンの隠れ家が追加されているほか、主人公の着せ替え要素も用意されているようだ。なお、同作はNintendo Switch向けに2021年11月19日発売開始予定だ。

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、ニンテンドーDS向けソフトとして2006年に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク作品である。ストーリーでは、多くの神話が語り継がれる土地シンオウ地方を舞台に、オリジナル版の内容を忠実に再現。ポケモンリーグのチャンピオンを目指し、伝説のポケモンたちとも出会う物語が描かれていく。

マップの探索時などは原作を思わせるデフォルメされた3Dグラフィックを採用。バトル時などには、『ポケットモンスター』シリーズの最新作『ポケットモンスター ソード・シールド』に近い、頭身の高い3Dモデルによってポケモンやトレーナーたちの姿が描写されている。制作は、『NieR Re[in]carnation』や『CODE VEIN』のグラフィック制作も担当してきた国内の制作スタジオであるイルカが担当。同スタジオの植田祐一氏およびゲームフリークの増田順一氏が本作のディレクションを務めている。

放送によると、本作には原作になかった要素が含まれているようだ。原作では「ちかつうろ」と呼ばれていた地下の探索要素が、地下大洞窟として収録されている。本作では追加要素として、地下大洞窟の冒険時に「ポケモンの隠れ家」と呼ばれる場所にいけるようになっており、秘密基地に飾るせきぞうによって、ポケモンの隠れ家に出現するポケモンが変化する。ポケモンの隠れ家には、地底湖や火山地帯といった環境が存在。シンオウ地方に生息するポケモンの中には、ポケモンの隠れ家でしか出会えないポケモンもいるそうだ。また地下大洞窟は、Nintendo Switchのローカル/インターネット通信により、マルチプレイに対応。ほかのトレーナーとともにかせきほりをすると、より深く壁を掘れるそうだ。

また、原作にはなかった要素としては、主人公の着せかえ要素も追加されている。主人公の衣装を着せかえると、バトル時の3Dモデルと、マップ探索時のデフォルメされたキャラクター、双方の衣装が変化。お気に入りの衣装で、シンオウ地方を冒険できるようになっている。主人公の肌の色や雰囲気自体も、ゲーム開始時点で選択可能だ。

ボールデコでは、シールを使ってモンスターボールをカスタマイズすると、ポケモンがボールから飛び出す際の演出が変化。シールは、店での購入やジムでの勝利時にもらえるものなど90種類以上あり、最大20枚のシールを自由に組み合わせてカスタマイズできる。

そのほか、原作ではスーパーコンテストと呼ばれていたシンオウ地方のショーが、「スーパーコンテストショー!」に変更。また、全ポケモンが連れ歩きに対応するという。ローカル通信だけでなく世界中のトレーナーとの交流に対応したユニオンルームといった要素も用意されている。また、発売を記念してディアルガとパルキアがあしらわれたNintendo Switch Liteも11月5日に発売予定となっている。

ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、Nintendo Switch向けに2021年11月19日発売予定。通常版の価格は税込6578円。『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』および『ポケットモンスター シャイニングパール』の両作を収録したダブルパックは、税込1万3156円。8月19日からは予約も開始予定となっている。
【UPDATE 2021/8/19 0:20】
プレスリリースに記載された新情報を追記

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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