『ファークライ6』DLCでは、バースやミンなど悪役を操作する。『ファークライ3 ブラッドドラゴン』もシーズンパス収録

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Ubisoftは6月13日、オンラインイベント「Ubisoft Forward」にて、人気FPSシリーズ新作『ファークライ6』のシーズンパス構想を明らかにした。「Become The Villain」と銘打たれたその内容は、プレイヤーが『ファークライ』シリーズ過去作の人気ヴィランとなって戦うというものだ。なお、シーズンパスには過去にリリースされたスピンオフ作品『ファークライ3 ブラッドドラゴン』も付属する。
 

 
オープンワールド一人称視点シューター『ファークライ6』は、独裁政権下にある島国「ヤーラ」を舞台とするシリーズ最新作品だ。主人公はゲリラ戦士となり、革命を志して政府軍との戦いに身を投じていくこととなる。Ubisoft Forwardにて、本作の悪役であるアントン・カスティロの紹介動画が公開された後、サプライズ的にシーズンパスの内容を明かすトレイラーが放送された。

シーズンパストレイラーで紹介された悪役は、『ファークライ3』の「バース・モンテネグロ」、『ファークライ4』の「パガン・ミン」、そして『ファークライ 5』の「ジョセフ・シード」の3名。いずれも個性豊かな、各作品の主要ヴィランであり、同シリーズファンからの人気も高い。トレイラーでは、それぞれのヴィランが何らかの現象に巻き込まれ、悪夢のような世界で敵と戦う姿がうかがえる。

「バースの狂気」、「パガンの支配」、「ジョセフの崩壊」と題された各エピソードでは、3人の心の内や背景にあったストーリー、内なる悪魔との戦いが描かれる。また、過去作の懐かしい面々との再会などのイベントもあるとのことだ。内容についてはローグライトジャンルの影響を受けているとのことで、歯ごたえのある難易度のゲームプレイが予想される。

設定はまだ明確にされていないものの、トレイラーの映像からは、本編ストーリーのその後を描いたものではないかという印象を受ける。たとえば、バースの場合は『ファークライ 3』の主人公であるジェイソンに「いないいないばあ、クソ野郎!」と吐き捨てられて、どこかに突き落とされるようなシーンが描かれている。ミン、およびジョセフははっきりとしないものの、本編後にヴィランたちが訪れた、地獄のような世界を想定しているのかもしれない。


上記のDLCを含む『ファークライ6』シーズンパスには、過去の人気スピンオフ作品『ファークライ3 ブラッドドラゴン』(コンソール版は同作クラシックエディション)も付与されるとのことだ。こちらはスタンドアロンで動作し、単体販売もされている作品で、元となっている『ファークライ3』とはまったく設定を異にするサイバーパンクFPSだ。半ばサイボーグ化された主人公となり、敵兵やドラゴンを相手に激しい撃ち合いを繰り広げる内容となっている。スピンオフながら丁寧な作り込みがなされ、シューターファンから好評を集めたタイトルだ。
 

 
本作ゴールドエディション、およびアルティメットエディションには前述のシーズンパスが付与されるとのこと。シーズンパスには3人の悪役になれるDLCと『ファークライ3 ブラッドドラゴン』のほか、『ファークライ6』ゲーム内で使える装備、武器、ビークルなどのアイテムが含まれた「ブラッドドラゴンセット」が付属している。
 

 
『ファークライ6』はPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC向けに、2021年10月7日発売予定だ。

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