人類滅亡後の地球でゴルフを楽しむ『Golf Club Wasteland』発表、今年8月リリースへ。哀愁漂う退廃世界ゴルフゲーム

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パブリッシャーのUntold TalesとデベロッパーのDemagog Studioは6月9日、『Golf Club Wasteland』を発表した。本作は人類滅亡後の地球でゴルフを楽しむ、ゴルフ・アドベンチャーゲーム。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)および海外PS5/PS4/Xbox Series X|S/ Xbox One/Nintendo Switchで、今年8月のリリースが予定されている。Steamストアページによると、日本語にも対応するようだ。

『Golf Club Wasteland』は、荒廃した世界でゴルフを嗜む、ゴルフ・アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは地球崩壊後の世界。そこでは、火星に住まう富裕層が廃墟と化した地球をゴルフコースとして再利用していた。主人公もそんな火星市民のひとり。荒廃した環境でゴルフを楽しむため、主人公は遠路はるばるかつての故郷である地球に降り立つ。そしてやがては3つの情報源をもとに、人類滅亡の全貌を解き明かしていくこととなる。


本作にてゴルフコースとなるのは、荒涼とした大地そのものだ。人類が絶滅した地球上には廃墟となったショッピングモールや美術館、朽ち果てたモニュメントなどが残されている 。それらの施設や建造物もゴルフコースの一部となっており、さまざまな地形やロケーションも見られる 。その中ではギミックが施されたコースも用意されている。バンカーや池に該当するギミックも存在するため、地形の特徴を踏まえたルート選びが重要となるだろう。

ゴルフコースを進めていく中では、文明崩壊後の地球の姿を目にしていくことになる。人がいなくなってもなお点滅し続けるネオンサインや崩壊したビル群、いつかの誰かが残した落書きなど、静かで退廃的なビジュアルがゴルフに哀愁を添える。また地球には、荒廃した環境に適応し、変異を遂げた動物たちも生息。ゴルフの最中に遭遇することもあるだろう。


崩壊した地球でゴルフを楽しむというユニークな世界観のほか、本作ではプレイ中に流れるBGMも特徴的。本作のゲームプレイの背後では「Radio Nostalgia From Mars」と呼ばれる火星からのラジオ番組が流れており、その放送内容がそのままBGMとして用いられている。ラジオ内では火星における最新情報や地球での思い出話などが語られ、その合間にはノスタルジックなミュージックが流れる。本作の退廃的な世界観をしっとり彩るだろう。

本作には全3つのモードが用意されている。退廃的で美しい景色の中、ゆったりとゴルフを楽しめるストーリーモード。コース上のパズル解きつつ、規定打数内(アンダーパー)でのホールインを目指すチャレンジモード。そして、一度もミスが許されないアイアンモードの3つを収録。プレイヤーの好みやスキルレベルにあわせてゴルフを楽しめるようだ。


『Golf Club Wasteland』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)および海外PS5/PS4/Xbox Series X|S/ Xbox One/Nintendo Switch向けに今年8月リリース予定だ。

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