「雲」として人の生活を台無しにするゲーム『レインパレード イタズラ雲の冒険!』4月15日配信へ。日本語に対応しコンソール向けにも

 

インディースタジオUnbound Creationsは3月15日、『レインパレード イタズラ雲の冒険!』を4月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox One。日本語字幕/UIに対応し、国内向けにも配信するという。


『レインパレード イタズラ雲の冒険!』は、ダンボールの「雲」として人々にいたずらをするゲームだ。台無しにするシチュエーションは幅広い。結婚式会場に雨を降らしたり、真夏のビーチを大雨にしたり、パレード中の街に雷を落としたり、倉庫にオイルを落とし延焼させたり。楽しそうに畑にヘドロをまいたり、街や村を燃やしたり。よくよく考えるとかなりえげつないことをしているが、とにかく人々の生活を台無しにしよう。


ゲームはステージ形式で進行し、雲が落とせるものは進行にあわせてアンロックされていく。序盤は雨や雷などがメインになるようだが、ゲームが進めば竜巻や隕石さえも降らせることができるようだ。収録されるステージは50種類以上。ステージを進行させ、より大規模な被害をもたらしていくのだ。

なお主人公である雲の見た目は、カスタマイズすることができる。帽子に色、そして顔を好きに描ける。怒れる雲にすることで復讐風にするのもよし、とびっきりの笑顔の雲にしていたずらの悪質さを際立てるのもよし。お手製の雲で、人々の生活を台無しにしよう。

Unbound Creationsは、アメリカのシアトルに拠点を置くインディースタジオ。過去にはメディア編集者となり世論を操作するADV『ヘッドライナー』シリーズや、配送センターの過酷さを描くADV『FULFILLMENT』など、風刺色の強い作品を手がけてきた。『レインパレード イタズラ雲の冒険!』は、コミカルなビジュアルが印象的であるが、目的はあくまで「人々の暮らしを台無しにすること」。同スタジオらしい“エグさ”が垣間見られるゲームになりそうだ。

『レインパレード イタズラ雲の冒険!』は、4月15日に配信予定。日本語字幕/UIに対応し、PC(Steam)/Xbox One/Nintendo Switch向けにリリース予定とのことだ。