『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』PlayStation 5用パッケージ版がわずか3週間ほどで撤回。ダウンロード版は予定どおり発売

 

コーエーテクモゲームスは10月19日、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』について、PlayStation 5用パッケージ版の発売中止を告知した。発売中止となったのはPlayStation 5用パッケージ版のみであり、PlayStation 5用ダウンロード版を含め、ほかのバージョンについては12月3日(Steamでは1月26日)に発売予定だ。

元々『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/Steam向けに発売予定とされていたが、9月26日に放送された「TGS2020コーエーテクモ2大タイトル特別番組」内にて、PlayStation 5への対応と発売が発表。9月28日からは、各ショップなどにてPlayStation 5用パッケージ版(通常版のみ)の予約も受け付けられていた。しかし今回の告知により、発表からわずか3週間あまりでPlayStation 5用パッケージ版は撤回されたことになるわけだ。

なお本作では、PlayStation 4版タイトルを所持しているとPlayStation 5版を利用できるアップグレードプログラムに対応しているため、PlayStation 4用パッケージ版およびダウンロード版を購入すると、追加費用なしでPlayStation 5版もプレイできる。また前述のとおり、PlayStation 5用ダウンロード版は発売予定。単純に、次世代機向けのパッケージ版の販売だけが取りやめになったということだ。

『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』は、前作から3年後の王都を舞台に、一夏の青春が再び描かれる錬金術RPGである。主人公は前作の冒険を通して、錬金術士へと成長したライザ。3年間、ライザは一人クーケン島に残り、独学で錬金術を学び続ける日々を送っていた。しかし、ある日舞い込んだ不思議な依頼をきっかけに、ライザは王都アスラ・アム・バートを訪れ、遺跡と伝承の謎に挑むことに。商人として成長したクラウディアや王都に留学したタオやボオスなど、前作の仲間たちとも再会し、夏の青春がもう一度紡がれる。

光の表現を取り入れたアニメ調のグラフィックなどは前作のテイストを受け継ぎつつ、ブラッシュアップ。システム面では、水中探索やアクションが追加されたフィールドでの採取、エッセンスやアイテム同士の調合が追加された調合、前作よりも爽快にパワーアップした戦闘などが用意されている。

ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』は、PlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switch向けに12月3日発売予定。Steam版は、2020年1月26日に配信予定だ。