モンスター育成農場ゲーム『Ooblets』7月15日早期アクセス配信開始へ。奇妙な生物たちとのほのぼの生活

 

インディースタジオGlumberlandは7月1日、『Ooblets』を現地時間7月15日より早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)およびXbox One(Game Preview)で、定価は24.99ドルが予定されている。発売1週間は20%オフの約20ドルでゲームが入手可能。

『Ooblets』は、『牧場物語 ハーベストムーン』や『ポケットモンスター』『どうぶつの森』といった作品のエッセンスを組み合わせた生活シミュレーションゲームだ。モンスターの収集・育成や農作物の栽培。マイハウスの装飾に、町の住民との交流、ダンスバトルなどが楽しめる作品。いずれのアクティビティにおいても、Oobletsと呼ばれるかわいい生き物たちと一緒。彼らと生活を共にしながら、楽しく平和な毎日を過ごそう。

ゲームプレイとしては、農作物を育て街で売りつつ、Oobletsを育てレベルアップさせ、彼らに新たなダンス技を覚えさせていく。本作におけるバトルは、肉弾戦ではなくダンスパフォーマンスが採用されている。ダンスの技を覚えさせていき、大会で勝ち抜こう。Oobletsたちに服を着せ可愛がるのも、楽しみのひとつ。またマイハウスを自分好みでカスタムしていくことも、目玉要素になるだろう。デイリーチャレンジをこなしバッジを取得しながら、市長と街を助けるのだ。


キュートなビジュアルやほのぼのとしたシステムから、発表時から注目を集めていた『Ooblets』。しかしその開発の道程は平坦ではなく、Epic Games時限独占を表明した際には、時限独占の決断そのものだけでなく、その後の対応をめぐって批判を受けた(関連記事)。またパブリッシャーを務める予定であったDouble Fineがマイクロソフト傘下に入ったことにより、セルフパブリッシングへと変更することになるなど、開発を手がける夫婦2人は大きな決断を繰り返してきた。3年以上の開発を経て、このたびついに早期アクセス配信日が決定している。

『Ooblets』は、7月15日よりPC(Epic Gamesストア)およびXbox One向けに早期アクセス配信開始予定。対応言語は英語のみであるが、Xbox One版のストアページは日本語で表記されているほか、弊誌は過去にGlumberlandより同作の日本語対応に前向きだというコメントを得ている。早期アクセス開発が進めば、対応言語として日本語が加えられる可能性はありそうだ。