Riot Gamesが新作FPS『Project A』を発表。進化したタクティカル・ヒーローシューター

 

Riot Gamesは10月16日、「Riot Pls」にて『Project A(コードネーム)』を発表した。対応プラットフォームはPC。『Project A』は、『リーグ・オブ・レジェンド』を開発するRiot Gamesが手がけるタクティカルシューターだ。

『Project A』は、同社が現在開発している作品のひとつであり、一人称視点で展開されるタクティカルなシューターだ。競技性が高く、精密な射撃技術が求められる作品になるという。近未来を舞台に、さまざまな能力を持つキャラが活躍するというヒーローシューター的な一面も。競技シューターとしてのお決まりを守り作られながらも、進化している部分もあるという。具体的には、創造性や表現性、そして多様性などを追求しているとのこと。

その道のベテランを含む幅広い分野の開発者を招いて制作されており、『リーグ・オブ・レジェンド』と同様に長期運営を視野に入れて開発されているとのこと。しかしこうした部分だけが特徴ではない。『Project A』はインフラレベルから競技性を意識しており、チックレートの低さや低ping、飛び出し有利といった、一般的な競技シューターでは放置されがちな部分にも配慮しているという。

そのため同作の開発にあたっては、世界規模のインフラを用意し、飛び出し有利のネットコードの対策を完備。さらにチート対策についても最優先課題としており、試合の公平性を保つために、あらゆることをするとコメント。ゲームバランスだけでなく、ネットワークまわりでも競技性を追求していくと公言している。

『Project A』はまだまだ開発途中の段階であるが、2020年には新情報を公開するとしている。従来のシューターの踏襲しながら、進化を盛り込みつつ、それでいてネットワークに関連するトラブルへの対策を施すという『Project A』。続報に期待しておこう。