ファンタジー3Dアクション『Solar Ash Kingdom』正式発表。『Hyper Light Drifter』開発元手がける新たな幻想アクション

 

インディースタジオHeart Machineは3月14日、『Solar Ash Kingdom』を、IGNを通じて発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)で、のちのコンソールも“ありえる”とのこと。パブリッシングを担当するのはAnnapurna Interactive。

『Solar Ash Kingdom』は、スマッシュヒットを記録した『Hyper Light Drifter』を生み出した、Heart Machineが手がける最新作。1分強のトレイラーでは、森や廃墟、雪山や水辺などさまざまな景観が映し出される。その後主人公らしき、長髪でマントをつけたキャラクターが敵に斬りかかっていく。

Heart MachineのCEOであるAlx Preston氏によると、最新作は三人称視点で展開される3Dアクションになるようだ。リッチなピクセルアートが評価された『Hyper Light Drifter』から一転、フル3Dタイトルになるようだが、幻想的なアートや「目」を持つ敵デザインは、まさしく前作を思い起こさせる。Heart Machineは以前からUnreal Engine 4を使用できるアーティストを募集していることから、今作には同エンジンが使われていることが予想される。

『Hyper Light Drifter』

主人公のひらつかせるマントは、前作の主人公であるDrifterを彷彿とさせるが、『Solar Ash Kingdom』は前作と同じ世界でおこなわれるものの、続編になるわけではないようだ。制作スタッフとしては、Heart Machineのスタッフと作曲家のDisasterpeace氏は続行。そのほか、鬱病をテーマとした『Depression Quest 』を手がけ名をあげたZoë Quinn氏が、ナラティブディレクターとしてここ数年同作に携わっているそうだ。

2017年に、弊誌が前出のPreston氏インタビューした時から、すでに開発中であることが公言されていた『Solar Ash Kingdom』。いよいよその存在が明かされたことになる。Preston氏はTwitterにて、完成まではまだまだ時間が必要であると強調しながら、開発状況をできる限り伝えていくと語っているので、続報を楽しみにしている方はスタジオのTwitter(@HeartMachineZ)をフォローしておこう。