高評価2D探索型ACT『Touhou Luna Nights』2月26日にSteamにて正式リリース決定。ステージ4・5を追加し、レミリアがボスとして登場


弊社アクティブゲーミングメディアが運営するインディーゲームパブリッシャーPLAYISMと、株式会社バカーは2月20日、現在Steamにて早期アクセス販売中の2D探索型アクションゲーム『Touhou Luna Nights』について、2月26日に正式リリースすると発表した。本作は、日本のデベロッパーTeam Ladybugが手がける「東方Project」の二次創作作品で、2018年8月から早期アクセス販売を通じて開発が進められてきた。

本作の主人公は、紅魔館のメイド長である十六夜咲夜。主人のレミリア・スカーレットにより、幻想郷とは似て非なる異世界へと送られてしまい、ここから抜け出す方法を探し求める。本作はメトロイドヴァニアスタイルのアクションゲームとなっており、咲夜はナイフ投げ攻撃を駆使して戦う。また時間を操る能力もあり、敵の動きを止めるだけでなく、水を固体化するなどステージのギミックにも活かされている。さらに、「東方Project」の流れをくむ作品らしくグレイズシステムも導入。リスクをとって敵に接近することで、HPやMPを回復可能だ。

正式リリースに際してのVer1.0アップデートでは、ステージ4と5が追加される。これまでのステージにて登場した、時間停止中でも動く紫色のオーラと、時間停止中しか動かない緑色のオーラに加え、時間停止中に逆再生される「黄色のオーラ」を放つ物体が新たなステージギミックとして用意される。また、弾丸のように回転して飛ぶ「スクリューナイフ」や、回転攻撃が可能な「シールドダガー」が、新たな武器として利用可能だ。そして、咲夜をこの異世界に送り込んだ主人のレミリアが、ついにボスとして姿を現す。さらに、レミリアの妹であるフランドール・スカーレットもまたボスとして登場するという。

『Touhou Luna Nights』は、時間停止などスタイリッシュなアクションや、ドット絵で描かれたキャラクターや演出絵のこだわりなどが高く評価され、Steamレビューでは本稿執筆時点で97パーセントが好評とする「圧倒的に好評」を得ている。本作の正式リリース後にもさらなるアップデートが計画されており、エクストラステージとボスラッシュを追加予定。この中では、新たなキャラクターの登場も示唆されている。なお、今回早期アクセス販売を終了するにあたっては価格改定が予告されており、1200円から1840円へと値上げとなる。興味のある方は今のうちの購入を検討してみてはいかがだろうか。

また、本作の正式リリースを記念したファンアートコンテストが、本日2月20日から開催中だ。『Touhou Luna Nights』の主人公である「十六夜咲夜」を描いたファンアートであればどのようなものでもOKとのこと。PLAYISMのTwitterアカウント(@playismJP ‏か@playismENのどちらか)をフォローした上で、ハッシュタグ「#TLN_FAC」を付けてTwitterに投稿すれば応募完了となる。応募期間は3月12日までで、異なるファンアートであれば何度でも応募可能。TeamLadyBug・バカー・PLAYISMによる選考を経た最優秀賞作品は、期間限定で本作の公式バナーとして採用される予定だ。