PS4『GRANBLUE FANTASY Relink』は、Cygames一社での開発に。プラチナゲームズとの共同開発の契約が終了


Cygamesは本日2月5日、『GRANBLUE FANTASY Relink』を同社一社での開発体制に移行すると発表した。『GRANBLUE FANTASY Relink』はPlayStation 4向けに制作されているアクションRPGで、アクションゲーム作りに定評のあるプラチナゲームズとの共同開発が進められていた。

昨年12月には続報が公開され、その美麗なゲームプレイ映像は国内だけでなく海外からも注目を集めた。この期待作の開発はCygames一社でおこなわれることになる。なお、プラチナゲームズ側も開発契約が終了したことを発表し、Cygamesと同じ内容の声明を出しているほか、すでにプラチナゲームズ公式ホームページ内に存在していた『GRANBLUE FANTASY Relink』のサイトは消滅している。

https://www.youtube.com/watch?v=J8dRStNJ_kM

『GRANBLUE FANTASY Relink』は、『GRANBLUE FANTASY PROJECT Re:LINK(仮)』として2016年に発表されたタイトル。スマートフォンの人気タイトル『グランブルーファンタジー』のキャラが繰り広げる新たなアクション、そして新たな物語が描かれると告知されていた。キャラクターデザイン・背景デザインは、『グランブルーファンタジー』と同じく株式会社CyDesignationが担当し、美麗かつ壮大な空の世界観を、3Dグラフィックで忠実に再現しているという。そこにプラチナゲームズが共同開発として参加しているという形であったが、今回その関係は解消されたことになる。

Cygamesが今回発表したのは、前述した告知文と「発売を心待ちにしてくださっているお客様に、良質な作品をお届けできるよう今後も開発に精進してまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。」のコメントのみで、詳細については明かされていない。プラチナゲームズといえば、『ベヨネッタ』シリーズや『ニーア オートマタ』など大型アクションゲームの開発に定評がある。マイクロソフトとの共同開発タイトル『Scalebound』の開発中止などを経ながらも、現在は任天堂とは『ベヨネッタ3』の開発を、スクウェア・エニックスとは『BABYLON’S FALL』の開発を進めており、精力的な活動を続けている。

なお、Cygamesとプラチナゲームズは、スマホ向けアプリ『ロストオーダー』を共同開発中。こちらも2017年8月にクローズドベータテストを実施したのち、続報が途絶えている。同タイトルは、プラチナゲームズの公式ページ内でも健在であるが、こちらのプロジェクトの行方もまた気になるところだ。