スケボーACT『OlliOlli』シリーズ2作がセットになった『OlliOlli: Switch Stance』Nintendo Switch向けに2月14日に国内発売へ

 

パブリッシャーのGood Shepherd Entertainmentは1月9日、『OlliOlli: Switch Stance』をNintendo Switch向けに発表した。本作は、インディースタジオのRoll7が開発するスケートボードアクションゲームで、2014年発売の『OlliOlli』と、翌2015年発売の続編『OlliOlli2: Welcome to Olliwood』を移植し、2本セットにした作品だ。日本での発売も決定しており、すでにニンテンドーeショップにて予約受付およびあらかじめダウンロードが開始している。発売日は2月14日で、価格は1480円(税込)。

『OlliOlli: Switch Stance』は、横スクロールで進む2Dグラフィックのスケボーアクションゲームだ。『OlliOlli』と『OlliOlli2』とでは、グラフィックスタイルや追加要素などの違いはあるが、基本的なシステムは変わらない。スタートしてからゴール地点までの間にトリックを決めてハイスコアを叩き出したり、示されたチャレンジをこなしていく。トリックは左スティックの入力だけで簡単に出すことができ、ボタン入力とも組み合わせることで100種類を超えるバリエーションを持つ。また、着地時にタイミングよくボタンを入力することでランディングのクリーンさを表現することも特徴となっており、これはスコアにも繋がってくる要素だ。

『OlliOlli2』では、マニュアルやリバートなど新たなトリックが追加されており、たとえばグラインドから地上でのマニュアルに移行し、ふたたびグラインドしてさらにトリックをスイッチするといったように、前作にはなかった形でコンボをつなげていくことができる。また、急斜面の先にあるジャンプ台でタイミングよく操作して大ジャンプを決めるなど、新たなオブジェクトも追加。さらに、画面分割のローカルマルチプレイも用意されている。一方両作共通の要素として、デイリーチャンレンジなど世界中のプレイヤーとスコアを競うことができるモードも用意されている。

それぞれの作品に50ステージが収録されており、街中や遊園地、遺跡などさまざまな環境が登場する。ステージ内には、手すりやガードレールなどグラインド可能なオブジェクトが多数用意されており、これらを使って次々にトリックを決めコンボを繋げてハイスコアを目指すのだ。チャレンジによっては道中にてアイテムを獲得していくことが求められ、正しいルートを選択していく要素もある。また、障害物に衝突したり階段に着地するなどすれば派手に転倒してしまうため、ステージ構成を覚えることは必須である。ステージをクリアするだけならそう難しくはないが、より高いスコアを目指すとなると、細かい操作とその入力タイミングを突き詰めることになるだろう。本作はすぐにリプレイできる仕様になっており、そうしたやり込みに熱が入る作品である。