『ハースストーン』元ディレクターらが設立した新スタジオSecond Dinnerは、NetEaseから資金を調達し、Marvelのゲームを開発中

 

かつてBlizzardに在籍した中枢スタッフが昨年設立したSecond Dinnerは、資金調達に成功し新たなスタジオを構え、Marvel作品に携わっていることを発表した。

Second Dinnerは、Blizzardにて『ハースストーン』のディレクターとして誕生期からゲームを運営し、昨年退社したBen Brode氏や、同じくBlizzardにて『ハースストーン』のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、昨年退社したHamilton Chu氏が設立したスタジオだ。両名はSecond Dinnerを設立したのち、新たな動きを見せていることを示唆していたが、Marvel Entertainment と契約を結び、Marvelのゲームを開発していることを公に明かした形だ。

このMarvelゲームの開発にあたっては、中国のゲーム会社NetEaseと契約を結び、3000万ドル(約32億円)を資金調達したとのこと。開発にあたり体制が整ったことにより本格始動し始めたことを告知した。あわせて、スタッフの募集も呼びかけている。スタッフは現在5名で、今後数年でチームを10から15人にまで拡大させていく予定とのこと。

ゲームについての詳細は不明ながら、求人ページには「モバイルに最適化された、深く人々を満足させるゲームを作る機会に恵まれ、興奮しています」と記されている。『ハースストーン』をヒットさせたBrode氏が携わっていることもあり、Marvelをモチーフにしたカードゲームになるという可能性はありそうだ。