Nintendo Switch版『ディアブロ III エターナルコレクション』本日発売。海外ではすでに安定した評価を獲得している移植版

 

Blizzard Entertainmentは本日12月27日、『ディアブロ III エターナルコレクション』をNintendo Switch向けに国内発売した。価格は税別6980円。『ディアブロ III エターナルコレクション』は、『ディアブロ III』にて追加された新機能や改善、アップグレードのすべてを収録する決定版だ。敵を次々と倒し、敵がドロップする優れた装備を得て、装備を見直し、さらに敵を倒すという流れを繰り返すハック・アンド・スラッシュ系アクションRPGシリーズの第三作目である。

『ディアブロ III エターナルコレクション』には、拡張パック『リーパー オブ ソウルズ』、昨年リリースされた『ライズ オブ ザ ネクロマンサー』も含まれている。『ゼルダの伝説』シリーズのガノンドロフをモチーフにした装備セットをはじめとするNintendo Switch 版限定のボーナスアイテムも用意される。サンクチュアリの世界を舞台とする5章構成のストーリー、アドベンチャー・モード、7つの強力なクラスといった要素が詰まっている。操作は、Joy-ConとProコントローラーの両方に対応。最大4人で遊べるマルチプレイは、ひとつの画面でも、Nintendo Switchを4台持ち寄ることでも、遠く離れた人々とオンラインでも遊ぶこともできる(Nintendo Switch Onlineの加入が必要)。

海外では同作はすでに発売されており、安定した評価を獲得している。Digital Foundryによると、Nintendo Switch版は、TVモードの解像度は900p、携帯モードは720pをベースに動くといい、シーンにあわせてこの解像度が変化する可変式であるものの、大崩れはしないという。フレームレートもおおむね60fpsで動くと報告されており、良好なパフォーマンスが実現され、快適に遊べるとのこと。移植にあたっては、Blizzardに加えて、Nintendo Switch版『The Elder Scrolls V: Skyrim』に携わったIron Galaxyが参加している。8人から9人のスタッフで移植作業を進め、作業に要した時間はすべてを合わせて9か月に及んだとのこと。

『ディアブロ III エターナルコレクション』海外版の発売は、11月2日。海外からは少し遅れた発売であるものの、すでにその出来がわかった状態で遊べるのは、一安心できるともいえる。年末年始は寝っ転がり、ハクスラの金字塔タイトルを楽しんでみてはいかがだろうか。