時間を操り少年少女を導くADV『The Gardens Between』PS4/Nintendo Switch/Steam向けに9月20日発売へ。国内発売も予定

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オーストラリアのインディースタジオThe Voxel Agentsは8月20日、パズルアドベンチャーゲーム『The Gardens Between』を現地時間9月20日に発売すると発表した。プラットフォームはSteam(PC/Mac)/PlayStation 4/Nintendo Switch。本作は、架け橋ゲームズがサポートしており、コンソール版の国内発売も計画されているようだ。

本作の主人公は、勝気な少女Arinaと、頭の回転が速い少年Frendt。親友であるふたりはある日、木の上に作った“基地”ともいえるツリーハウスで雨をしのいでいた。するとそこに不思議な光の珠が現れ、光に触れたふたりはツリーハウスごと不思議な世界へと転送されてしまう。その世界には、ゴツゴツした岩からなる小さな島が海に浮かんでいたが、上陸してみると見覚えのある物がそこかしこに転がっている。テレビやゲーム機、郵便受けやバケツ、ソファーなど、ふたりが暮らしていた世界で日常的に見られるものだ。しかし、いずれもふたりの身長に対してかなり巨大である。

本作にはこうした小島がいくつもあり、プレイヤーの目標は、ふたりを導いて島の頂上に到達させることである。Arinaはランタンを手にしており、道中にある花から光を集めて頂上に持っていく。ごく小さな島だが、歩いていくとそのままでは進めない場所がいくつもあり、パズルを解いて道を切り拓く必要がある。映像では、リモコンのボタンを押すと、ビデオデッキから排出されたカセットが橋になったり、ノコギリを踏んで板を切ろうとする様子など、島にある巨大な家電や道具などを利用する姿が確認できる。

また、本作では時間を自由に巻き戻せることが大きな特徴である。しかし、島のすべての物の時間が一緒に巻き戻るわけではないようで、これをうまく利用して新たな展開を生み出しパズルを解くのだろう。ふたりが別々のルートを行き、協力し合う場面もある模様。実は、本作ではプレイヤーはキャラクターを直接操作せず、時間を操ることでArinaとFrendtを導いていくことになるという。

本作は、架け橋ゲームズがサポートしているということで日本語表示に対応するようだ。ただ、開発元The Voxel Agentsによると、本作をプレイするためには必ずしも言葉は必要ないとのこと(Free from language)。プレイヤーがどのような世代であろうと、時間を操作してArinaとFrendtを導き、ふたりが友情を深めていくなかで、プレイヤー個人個人に訴えかける物語が感じられるだろうとしている。

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