Blizzardが、複数の『Diablo』プロジェクトが進行中であることを正式に報告。年内のなんらかの発表を示唆


Blizzard Entertainmentにて、『Diablo』シリーズのコミュニティマネージャーを務めるBrandy Camel氏は本日8月8日、TwitterやFacebook、YouTubeといったSNSを通じて、現在複数の『Diablo』プロジェクトが進行中であることを発表した。

Camel氏によると、複数のプロジェクトのうちのいくつかは、ほかのものより時間を要するものの、年内には何か見せることができるかもしれないとのこと。『Diablo』プロジェクトを実現するために取り組んでいるので、楽しみにしていてほしいと語っている。また20年間やってこられたのはファンのサポートがあったからだとし、感謝を述べている。そして最後に「『Diablo』は今までも、そしてこれからもBlizzardのアイデンティティの一部である」と宣言し、将来への期待を見せながらメッセージを締めくくった。

『Diablo』といえば、6月にBlizzardが同シリーズのスタッフを募るべく、さまざま職種の求人を出していた(関連記事)。募集していたのはテクニカルアーティスト、VFXアーティスト、環境アーティストやダンジョンアーティストといったアーティスト職のほか、ソフトエンジニアやクリエイティブディレクター、さらにはエグゼクティブプロデューサー。そのうちの多くの職は、現在も募集中。

大規模な求人だけでなく「Blizzardのヒットタイトルの次回作の開発に携わりませんか」という文面で募集していたことから、新作の開発が進行していることが判明していた。しかし今回の発表により、単一作品ではなく複数のプロジェクトが進行中であることが公に明かされた。Camel氏の「複数のプロジェクトのうちいくつか(Some of them)」「ほかのもの(than others)」という言葉を額面どおりにとれば、それなりの数の開発ラインが存在していると考えられそうだ。2015年にも『Diablo』関連の求人をしていたことから考えても、年内の発表を皮切りに、静かだったシリーズは大きく動き出すのかもしれない。

Blizzardがさまざまな新展開を発表するファンイベントBlizzCon 2018は現地時間11月2日・3日に開催される。今年のBlizzConは、例年以上に『Diablo』に注目が集まりそうだ。