『ゼノブレイド2』大型アップデートver. 1.3.0配信開始。数々の新コンテンツを追加する2周目「アドバンスドニューゲーム」が目玉

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任天堂とモノリスソフトは本日3月2日に、『ゼノブレイド2』の大型アップデートとなる更新データver. 1.3.0を配信開始した。以前からその存在が明かされていた2周目を正式に導入するアップデートだ。本編をクリアすることで選べるようになる「アドバンスドニューゲームモード」では、既存のコンテンツに加えてさまざまな要素が盛り込まれるという。

「アドバンスドニューゲームモード」では、「ヨシツネ」「ベンケイ」「サタヒコ」といったキャラクターをブレイドとして仲間にできる。そして彼らのブレイドである「カムイ」「ザンテツ」「ラゴウ」「オオツチ」も同様だ。これらのキャラクターはゲーム本編のシナリオに大きく絡んでくる組織イーラのキャラクターであるが、整合性よりも楽しさを重視したゆえにこうした追加を決断したとのこと。さらには、これまで傭兵団には連れて行かなかった主要キャラにも遠征を任せることができる。

さらに2周目では、育成におけるコンテンツ強化もなされている。たとえば、高レベル帯になるとスキルポイントが余りがちであったドライバーのキズナリングに“裏キズナリング”が追加。さらに育成する余地が生まれたことになる。そして宿屋からドライバーのレベルをダウンさせることでボーナスEXP得ることができるシステムを追加。ボーナスEXPは特殊アイテムと交換することもでき、キズナリングの強化・レベル下げの導入によってブレイドだけでなくドライバーの育成する動機付けが高まった。さらにメインキャラであるジークの裏キズナを成長させることで「覇王の心眼」が解放されるといったサービスも。あるブレイドにLv4の必殺技が解放させるといった謎めく追加予告もされている。

 

 

今回のアップデートでは「アドバンスドニューゲームモード」のほかにも、既存要素についても見直されており、ゲーム難易度を下げる「イージーモード」を追加。これはバトルのバランスのみを調整するものだという。快適さについては、ブレイド同調の際に見なければいけない抽選演出をスキップできるようになったり、ブレイドリストなどにソート機能を追加、ミニマップにもマップアイコンが表示されるようになった。ドライバーコンボにおける仲間AIのブレイドスイッチについても改善されており、かゆいところに手が届く修正がいくつもなされている。「エキスパンション・パス」購入者向けには第四弾のサポートアイテムが配信開始。ハナの強化材料であるエーテル3万個、エピック・コアクリスタル8個とオーバードライブ3個が手に入るので、購入者はお忘れなく。

今回のアップデートは、発売後より幾度も更新が実施されてきた『ゼノブレイド2』においても最大級のアップデートであるといえる。やりこみユーザー向けのコンテンツの追加と、新規ユーザー向けの配慮・修正の両方がなされている。「エキスパンションパック」購入者向けのコンテンツ配信は2018年秋まで予定されているので、『ゼノブレイド2』は今後も息長く遊べるRPGとなるだろう。

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