『ポケモン』を動画配信サイトの“視聴者のコメント”でプレイするあの企画がさらに進化。今度は「赤」と「青」を同時に進行

動画配信サイトTwitchのコメント欄で『ポケットモンスター』シリーズをプレイするという、ユーザー参加型のシステムを導入し人気を博しているチャンネル「TwitchPlaysPokemon」が、今度は2タイトルの同時進行というさらなる野心的な挑戦を試みている。

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「TwitchPlaysPokemon」は2014年に初代『ポケットモンスター』を視聴者からのコメントでクリアするというプログラムをスタート。視聴者から寄せられたコメント(a/b/start/up/down/right/left)をコマンドとして認識し、ゲームを進行させるというものだ。

詳細なシステムとしては、「Democracy(民主)」と「Anarchy(無政府)」のどちらかに属するかを宣言させる。リアルタイムで Democracy と Anarchy のいずれの状態にあるかが多数決により決定され、もし Democracy 状態だった場合には「一定時間内に最も多かった入力を採用」・Anarchy 状態だった場合には「ジャストそのタイミングの入力を採用」といったシステムを組み込んでいる。力を合わせてクリアしようとする民主主義的なプレイヤーと、ならば進行を妨害してやろうという虚無主義・破滅主義・無政府主義者が拮抗する、ユーザー参加型のもどかしくも熱いコンテンツとして話題を呼んだ(関連記事)。

この試みは他作品にも派生され、『スーパーマリオブラザーズ』や『ストリートファイター2』、さらには『ダークソウル』でも同様の企画が別の企画者より生まれるなど、ゲーム実況に新たな一ページを刻んだムーブメントであったといえるだろう。2014年以降も『ポケモンバトルレボリューション』といった関連作品をプレイするなど、コメント欄による進行プログラムは依然として展開されてきたが、今回は2作品を同時にプレイという新境地に足を踏み入れている。

画面もにぎやかに

今回同時に進行しているのは『ポケットモンスター 赤』と『ポケットモンスター 青』。Democracy と Anarchyシステムも健在だ。同時進行ということで「LA(左画面でA)」「RD(右の画面で下入力)」などコマンドもやや複雑に。さらには画面下では『ポケモンピンボール』が展開されている。このピンボールは自動で進行しているほか、トークンを賭けることもできる。さらにはコメント入力や実況を介して「バッジ」と呼ばれるものが手に入り、これを交換したり進化させることもできる。4年の時を経て、さまざまな遊びを導入し進化した「TwitchPlaysPokemon」を楽しめるのだ。

配信開始から2日経過し、プレイ時間50時間にして両バージョンとも3個のバッジを獲得するといった順調なペースを見せている。ひたすら同じ場所を右往左往したり、メニュー画面から脱出できないといったおなじみの光景はしばし目撃するが、コメント欄にはコマンドのほかに「こんなチームワークじゃクリアできないぞ!」「俺達はみんなこの洞窟で死ぬ」といった怒号や嘆きの声も確認でき、混沌と一体感が交じり合う独特の雰囲気はあの頃のままだ。懐かしさを感じた方は、このお祭りに参加してみてはいかがだろうか。

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