「テトリスとの結婚」を望む20歳女性の愛は止まらない。元カレである“電卓”との別れを乗り越え、テトリスに性的感情を抱く

人生にとって節目となるであろう結婚。その結婚は、必ずしも人とするとは限らない。弱冠20歳の女性Noorul Mahjabeen Hassan氏は“テトリス”と恋に落ち、結婚を望んでいるのだ。その詳細をMetroThe Sunなどが報じている。

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Fractal Tetris Huracan(フラクタル・テトリス・フラカン)を名乗るこの女性が、『テトリス』と出会ったのは2016年の9月。Webサイトやスマートフォン、ゲームボーイにて1日に12時間ほど同ゲームを遊び、たちまち恋に落ちたという。きっかけとなったのは独特のテーマソングだ。このテーマソングを聞いた時にその旋律に惹かれ、聞くたびに『テトリス』をプレイしたくなったのだという。そしてその気持ちは「性的感情」であったようだ。

コミュニケーションの手段はもちろん、『テトリス』をプレイすること。Tetris Sprintと呼ばれるサイトにて、ラインをできる限り素早く消していくことで満たされていくという。『テトリス』の魅力について問われたフラクタル氏は、その熱い想いを語る。

彼(テトリス)はとても美しく完璧で、感覚を刺激します。人々が恋に落ちる感覚とまさに同じものを感じました。
 

フラクタル氏は深い満足感を『テトリス』より与えてもらうかわりに、投資という名の愛情を捧げているという。テトリスネックレス、彼女の部屋の周りにあるテトリス形のランプ、テトリスのTシャツ、テトリスの磁石などあらゆる場所にテトリスグッズが存在するのだという。テトリスのクッションやテトリス型のハードディスクドライブを抱いて眠ることもしばしばあるとのこと。

彼女はまだ学生であるが、卒業と同時に友人を招いて“彼”と結婚式をあげる予定だ。結婚後は「テトリス夫人」と名乗るつもりだという。強い愛情をのぞかせるものの、他人が『テトリス』を遊ぶことに関しては気にならないようだ。「ほかの人が『テトリス』とロマンティックにデートしたり、私より親密にならない限り嫉妬はしません。」と語っている。

しかし『テトリス』は彼女にとっての初めてのボーイフレンドではない。実は以前には電卓の「ピエール」と付き合っていたという。彼女は数学を専攻していたこともあり、16歳の時に母親から買ってもらった電卓TI-Nspire CXに恋をしたとのこと。その能力だけでなく配置などにも強い愛情を抱いていたようで、ボタンを叩いたりさわることだけでは飽き足らず、その舌で愛撫することでコミュニケーションをはかっていたようだ。燃えるような恋だったというが、“彼”の故障によりその恋は突然終わりを告げた。傷は深かったが、『テトリス』との出会いを経てその別れを乗り越えたとのこと。『テトリス』は、故障することがないという点で、別れの不安に怯えずに済んでいるのだという。

ここまでの物語を読んでおわかりの方も多いと思うが、フラクタル氏は対物性愛と呼ばれる性的指向を持つ。すでに20歳にしてモノレール、iPad、ランニングマシーン、アウトドア用のGPSといった「物」と愛を深めてきた過去を持つ恋多き女性だ。すでにThis Morningなどテレビに出演するほか、『テトリス』との暮らしをSNSで投稿する生粋のテトリスラヴァー。彼女が残したこれまでの軌跡をたどれば、その愛が冗談ではないことはわかるだろう。

ちなみに対物性愛を公言する事例としては、ふるくは「ベルリンの壁」と結婚した女性があげられる。また、最近では「エッフェル塔」と結婚した女性が知られているかもしれない。なおViceの報道によれば、この女性はメディアに取り上げられたのちに注目を浴びすぎた結果、エッフェル塔のスタッフに嫌がられ関係が引き裂かれた。つまり離婚したようだ。この女性は現在はドイツでタワークレーンオペレーラーとして働き、「クレーン」と新たなロマンスを繰り広げていると報告されている。

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