『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』エピソード3の海外配信開始。クロエとレイチェルを巡る前日譚の幕が閉じる

 

スクウェア・エニックスとDeck Nine Gamesは12月20日、『Life is Strange: Before the Storm』のエピソード3「Hell is Empty」の配信を開始した。対象プラットフォームはPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One。最終エピソードとなる「Hell is Empty」を持って、クロエとレイチェルの過去を巡る物語は幕を閉じる。

2015年に発売された『Life is Strange(ライフ イズ ストレンジ)』の前日譚にあたる本作の主人公は、オリジナルの3年前、16歳当時のクロエである。彼女と親しい仲であったレイチェルとの出会いから始まり、二人が互いに支え合うことで困難に立ち向かっていく様子が描かれる。16歳のクロエは、父親を亡くし、親友マックスと疎遠になり、光と闇の間で揺れ動くデリケートな時期に差し掛かっている。そんな彼女が学校のアイドル的存在であるレイチェルと出会うことで、心境にどのような変化が生まれるのか。そしてプレイヤーが選択してきたクロエの言動は、二人の結末にどのような影響を及ぼすのだろうか。

クロエというキャラクターに深みをもたらし、アルカディア・ベイの住民に新たなニュアンスを加える描写の数々は、オリジナル『ライフ イズ ストレンジ』ファンの心をわしづかみにするだろう。Daughterによるメランコリックなサウンドトラックから、随所にちりばめられたファンサービスまで、スピンオフ作品だからといって見逃すには惜しい仕上がりとなっている。スケジュールは未定ながら国内向けの発売も決定しており、そちらの続報が待たれるところである。

なお12月14日にはオリジナル『ライフ イズ ストレンジ』のiOS版が日本語字幕付きで配信されている(日本語音声は含まれていない)。Twitterの公式アカウントによると、2018年にはAndroid版も配信されるとのことだ。