『Fortnite Battle Royale』プレイヤー数100万人突破。バトルロイヤルに基地建設要素を持ち込んだF2Pタイトル

 

Epic Gamesは9月27日、スタンドアロン版『Fortnite Battle Royale』のプレイヤー数がローンチ初日に100万人を突破したことを発表した。なお、現在「Campaign Packs」として有料販売されているPvEコンテンツ『Fortnite』(Save the World)に関しても、早期アクセス開始から1か月で100万人越えを達成している(関連記事)。

『Fortnite Battle Royale』は9月26日にスタンドアロン版として無料配信された、『Fortnite』のPvPコンテンツ。『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下『PUBG』)にインスパイアされた最大100人同時対戦のバトルロイヤルに、『Fortnite』のベースビルディング要素を足したタイトルである。対象プラットフォームはPCおよび海外PlayStation 4/Xbox Oneで、PC版はEpic Games Launcherよりダウンロード可能だ(『Fortnite』所有者は別途ダウンロード不要)。

プレイヤーはマッチ開始とともに空飛ぶバスに乗り、戦場となる島に向かう。そこからパラグライダーを使って降下し、探索を開始。ツルハシ一本の状態からスタートし、装備を揃えつつ最後の一人になるまで戦い続ける。PvEコンテンツ「Save the World」の開発で培われた直感的なベース・ビルディングを使って、有利な戦況を即席でこしらえたり、相手をトラップにおびき寄せたりと、プレイヤーの発想力が試されるバトルロイヤルとなっている。操作感に関しては、ミリタリーシミュレーション寄りであった『PUBG』とは違い、アーケード寄りとなっている。

スタンドアロン版のローンチにあわせてスクワッド・モードが追加されたほか(デュオも近日解禁予定)、マッチ中にサプライドロップが投下されるようになっている(最新パッチノート)。またベータ版の結果を踏まえて武器の性能やアイテムドロップのバランス調整がなされている。以下のデベロッパー・アップデートによると、リーダーボードと成績(Stats)は11月に実装予定、1人称視点モードに関しては『Fortnite』のスタイルに合わないことから現時点では検討されていないとのこと。そのほか今後のアップデートでは、キャラクターのカスタマイズ・オプション、コスメアイテム(課金コンテンツ)の販売などが追加されていく予定だ。

PvEコンテンツのロードマップも公開されており、10月17日の大型アップデートにて「Horde Bash」(旧名Block Party)モードが、ハロウィーン・シーズンには期間限定の新エリア「Hexsylvania」が登場することが判明している。前者は事前に建設しておいたベースにて、ウェーブ形式の防衛戦を行うというもの。後者のアップデートには、ハロウィーン仕様のヒーロー、バイオーム、クエストも含まれる。現行の「Survive the Storm」イベントに関しては、10月2日をもって終了となる。「Survive the Storm」は1回あたり最大4時間という、気軽には参加できないハードコア層向けのイベントであった。その点、9月22日に公開されたデベロッパーアップデートによると、10月以降に開催される新イベントは、そこまで極端に束縛時間が長いものにはならないとのことだ。

「Hexsylvania」のイメージ