Blizzardが『Overwatch』『Hearthstone』『Heroes of the Storm』におけるアイテムドロップ率を中国に続き韓国でも公開


Blizzard Entertainmentが7月13日、韓国版Battle.netの公式フォーラムにて『Overwatch』『Hearthstone』『Heroes of the Storm』の各タイトルにおける有料のゲーム内アイテムのドロップ率を公開していたことが明らかになった。海外メディアInven Globalなどが報じており、その内容は以下のとおり。

Overwatch
・各ルートボックスには、少なくとも1個の「レア」、もしくはそれ以上のレア度のアイテムが含まれている。
・平均して、ルートボックスを5.5回開くごとに、1個の「エピック」アイテムを入手できる。
・平均して、ルートボックスを13.5回開くごとに、1個の「レジェンダリー」アイテムを入手できる。
Hearthstone
・各カードパックには、少なくとも1枚の「レア」、もしくはそれ以上のレア度のカードが含まれている。
・平均して、カードパックを5回開封するごとに、1枚の「エピック」カードを入手できる。
・平均して、カードパックを12回開封するごとに、1枚の「レジェンダリー」カードを入手できる。
・「エピック」もしくは「レジェンダリー」カードの入っていないカードパックを開封するたびに、よりレア度の高いカードを引き当てる確率が高まっていく。
Heroes of the Storm
・ルートチェストひとつあたり、平均して2.9個の「コモン」アイテムが含まれている。
・ルートチェストひとつあたり、平均して1個の「レア」アイテムが含まれている。
・平均して、ルートチェストを4.5回開くごとに、1個の「エピック」アイテムを入手できる。
・平均して、ルートチェストを17.5回開くごとに、1個の「レジェンダリー」アイテムを入手できる。
・「エピック」もしくは「レジェンダリー」アイテムの入っていないルートチェストを開くたびに、よりレア度の高いアイテムを引き当てる確率が高まっていく。
・これらの条件は、イベントやレベリングシステム、リロールに関連するルートチェストには適用されない。

Blizzardは、今年5月に中国サーバーにおける上記各タイトルのアイテムドロップ率を、中国版Battle.netで公開していた。昨年、中国政府がこういった確率を公開するようゲームメーカー各社に要求していたという経緯があり、Blizzardはそれを受けた措置だと説明している(関連記事)。しかし、今回なぜ韓国でも公開する判断に至ったのか。また今後ほかの地域においても公開していく方針なのか否か、Blizzardは現時点では一切説明していない。ちなみに、中国・韓国それぞれで公開された確率の値はどれも同じだった。ただし、あくまで中国・韓国サーバーでの設定なので、日本も含めその他の地域における確率も同様であるかどうかは分からない。