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オープン目前「SEGA STORE OSAKA」を見物し、セガ社長らに話を訊いた。「『龍が如く』は西でも強い」など、大阪ならではの部分を教えてもらった
大阪・心斎橋PARCO 6階にオープンする「SEGA STORE OSAKA」を一足先に見る機会をいただいた。セガ代表らにも話を訊けた。

セガは2026年10月2日、大阪・心斎橋PARCO 6階に「SEGA STORE OSAKA」をオープンする。関西エリア初の常設店舗の展開となり、その様子を一足先に見る機会をいただいた。また、オープニングセレモニーではソニックが登場、セガ代表らにも合同インタビューにて話をうかがったので、お伝えする。
SEGA STORE OSAKAは、セガによる関西エリア初の旗艦店だ。以前よりしばしばポップアップストアが出店されていた心斎橋PARCOに、このたび常設店舗としてスペースを拡大して進出することになる。同ストアでは、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』やRGGスタジオの『龍が如く』、アトラスの『ペルソナ』といったIPのグッズが幅広く展開。このストアでしか手に入らない限定グッズも並ぶという。詳細は後述する。

今回の内覧会においては、セガの代表取締役・社長執行COOの内海州史氏と、同常務執行役員・トランスメディア統括本部長のジャスティン・スカルポーネ氏、そして心斎橋PARCO店長の菅原崇氏が登壇。オープニングセレモニーの後、取材の時間をいただいた。
オープニングセレモニーでは、上述の3名のほかセガの「顔」ともいえるソニックが登場。このソニックは、オープン記念として10月2日と3日、同店舗の来店客をグリーティングしてくれるとのこと。また、記念の鏡割りでは「たこ焼き」の形をした樽が登場。木槌ではなく「竹串」で蓋を割ると、酒ではなく同店舗限定の目玉商品となるソニックの限定ぬいぐるみが溢れんばかりに詰まっていた。

こちらは、コラージュアーティストの河村康輔氏とのコラボレーション商品。すでにSEGA STORE TOKYOなどでは数色が展開されているが、お披露目されたモノクロバージョンはSEGA STORE OSAKA限定の商品となるという。価格は税込3960円。ほかにも本ストア限定のアイテムが多数登場するとのこと。

ほかの限定商品としては、通天閣とともにソニックと仲間たちの姿が書き下ろされたショッピングバッグ(税込1100円)、『龍が如く』とファッションブランドglambのコラボTシャツは「桐生一馬」「真島吾朗」「春日一番」のラインナップ(税込各9900円)、『真・女神転生』シリーズのジャックフロストと『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のモルガナが、それぞれたこ焼きに扮装したラバーストラップ(税込各1320円)などが展開される。
また、オープン記念ノベルティとして、同店舗での購入金額に応じてステッカーやショッパーが配布される。絵柄は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『龍が如く』「アトラスタイトル」の3種類から好きなものを選択でき、数量限定となっている。ほかにも多数の限定商品が登場するため、詳細はSEGA STORE OSAKA公式サイトを確認してほしい。

そのほか注目ポイントとしては、セガ フェイブより登場する新商品ラインで、柔らかいぬいぐるみと硬い整形ボディの組み合わせが特徴の「BLOFFFu(ブロッフ)」のうち「SONIC & FRIENDS」シリーズがSEGA STORE TOKYO/OSAKAにて明日より先行販売開始。ファッションブランドbeautiful peopleと『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のコラボアパレルも明日よりSEGA STORE TOKYO/OSAKA/SHANGHAIおよびbeautiful people青山店とオンラインショップ、アトラスDショップにて発売される予定だ。


続いて、セガの内海氏とスカルポーネ氏、そしてPARCOの菅原氏による質疑応答の様子をお伝えする。
──SEGA STORE OSAKAのこだわりは。
内海氏:
まず店舗について、SEGA STORE TOKYOと坪数はほぼ同じながら、入り口も店内も広々としていて、なかなか面白い設計となったかなと思います。それから、限定商品が充実している点ですね。SEGA STORE限定商品はもちろん、OSAKAだけの商品も多数取り揃えています。たこ焼きをモチーフにしたアトラスや『アングリーバード』のグッズなどなど。ちなみに、『アングリーバード』は今回SEGA STOREでは初めての登場になります。そうして、新店舗にふさわしい、セガファミリーが集結した新商品がたくさんあることが、特徴だと思っています。

スカルポーネ氏:
1年半ぐらい前ですかね、菅原さんにご協力いただき、この心斎橋PARCOでポップアップストアを実施させていただきました。常設店舗の展開を検討するにあたって、まずは心斎橋PARCOのお客様、望まれている商品形態、それから人気のあるキャラクターを調査する目的もあり、非常にいい教訓となりました。今回のSEGA STORE OSAKAの準備にあたって、そのデータを参考にしましたので、心斎橋PARCOのお客様のための店にしていきたいですね。
内海氏:
もう1つ、beautiful peopleさんとのコラボアイテムなどファッショナブルな商品を出したのも今回が初めてなんです。私はこの大阪・心斎橋は文化の発信地だというふうに思っていて、そこでインパクトのあるものをお披露目できたことを非常に嬉しく思っています。
──ターゲットの客層は。
内海氏:
大別すると2種類、新規のお客様と、セガファンのお客様です。新規のお客様のなかには観光客の方も多く含まれるのではないかと思っています。また、「大阪ならではの商品」が欲しいと思っているお客様や、コレクション好きなセガファンのお客様にとっては、SEGA STORE OSAKAならではのユニークな商品があることは、訪れる目的にもなると思います。そういった遊び、体験を提供していければよいなと思いますね。
スカルポーネ氏:
SEGA STORE OSAKA特徴のひとつとしては、世界初となるアトラスの大規模コーナーを作った点があります。その背景としては、関西地域はもちろんのこと、韓国・中国といったアジアの方で、『ペルソナ』シリーズは非常に人気がありまして。そうした地域からの訪れる方も想定した上でコーナーを作りました。SEGA STORE TOKYOとはまた違ったかたちで、ショッピング体験を提供できればと思います。

──大阪ならではのお客様のニーズの違いなどはありますか。
スカルポーネ氏:
弊社は多様なIPを擁しており、やはり店舗に出す作品の構成も異なってきます。大阪の場合では、さきほど申し上げた『ペルソナ』にやや重点を置いていることが1つ。また限定商品についても、大阪文化を取り入れたかたちで展開しています。ほかのSEGA STOREにはない体験をOSAKAには用意させていただきました。
──年齢層や国籍など、客層について教えてください。
内海氏:
客層としては、「キダルト」と呼ばれる層の方や、先ほど言及された『ペルソナ』が人気な東アジアの皆さんなどもおられると思います。東京と大阪では観光客の層も違っていて、東京の方はアメリカやヨーロッパなど欧米の方が多く、そちらでは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が人気だったりします。なので、SEGA STORE OSAKAとしては『ペルソナ』関連アイテムが充実していたり、大阪ですからユーモアを利かせたような楽しい商品を展開したりしています。SEGA STORE TOKYOは1店舗目だったので、ちょっと“硬い”ところもありましたが、だんだん慣れてきたので商品企画も楽しみながらできるようになってきたと思います。
──セガのIPを新規のお客様に広めていくにあたっても重要な店舗だと思いますが、その意気込みは。
内海氏:
漫画にしろゲームにしろ、日本が誇れるIPの環境を作ってくださっているのはファンの皆さんですよね。そういった皆さんと切磋琢磨しながら、お互いにいい関係をつくれる、そうした文化発信の場にできればいいなと思っています。

──今後国内外へとSEGA STOREを増やしていくなかで、どういった出店戦略や構想をおもちか教えてください。
内海氏:
まず1つ1つしっかりやっていく、ということです。今回のようにポップアップストアでマーケットをしっかり調査するなどですね。それから、結局はお客様が喜ぶものにしていかないと、飽きられてしまう可能性もあると思います。しっかりと計画を立てつつ、お客様との接点を広げていきたいですね。ただ、顧客接点の獲得はライセンス事業でも可能ですので、店舗を出す以上はしっかりとプランを立てて踏み込みたいと思っています。ポップアップのような展開はいろいろ実験的に繰り返していますので、マーケットごとのニーズなども探りつつ、店舗にふさわしい場所があれば進めていきたいと考えています。
──大阪には梅田や難波などほかにも人が多く集う場所がありますが、心斎橋を選んだ理由は。
内海氏:
店舗を見ていただければ分かる通り、素晴らしい場所だということと、PARCOさんからもサポートしていただけるということで選びました。
スカルポーネ氏:
セガという会社はパートナーシップを重視する会社でして、実はPARCOさんには第1号店となるSEGA STORE TOKYOから全面協力していただき、いろいろ教えていただきながら、なんとか開店できました。SEGA STORE OSAKAを展開したいと思った際に、いち早くご相談に乗ってくださったのもPARCOさんで感謝しています。ポップアップもほかのPARCOさんの店舗で現在さまざま展開させていただいていますし、非常に仲がよいので、今後もその友好関係を強化していきたいと思っております。
──ポップアップで手応えがあっての出店だと思いますが、特に意外だったことや、強く手応えを感じた点はありますか。
スカルポーネ氏:
こちらポップアップを実施した際には『ペルソナ』のグッズが売れることは確信していたのですが、その一方で予想を上回る人気を見せてくれて嬉しかったのが『龍が如く』シリーズですね。同シリーズはもう20年以上展開しており、ゲームという大きな柱を中心として、グッズや映像作品、ライブイベントなど多岐にわたって全国向けにIPの強化をおこなっています。そうした仲で、大阪のお客様にも『龍が如く』が高い人気をもっていることは非常に嬉しかったです。RGGスタジオの完全新作『STRANGER THAN HEAVEN』も来年1月に発売されますし、今回のSEGA STORE OSAKAオープンに向けて沢山の同作グッズも用意されていますので、ぜひ楽しんでください。
内海氏:
『龍が如く』シリーズではさまざまな場所を背景にストーリーが展開されるわけですが、「やはり大阪にもファンの皆さんがいて、相性がいいんだな」ということを強く感じました。それから、同作のファンである観光客の方にとっても、“聖地”的な場所(*)にも近いですから、その点は意識して展開を強化していければと思います。
(*)『龍が如く』シリーズに登場する舞台・蒼天堀は大阪の「道頓堀」周辺をモデルとしている

──出店なさったフロアは、元々日本のポップカルチャーなどにフォーカスしたエリアです。SEGA STORE OSAKAが新たに出店することによって、心斎橋PARCO全体にどのような影響があると思いますか。
菅原氏:
SEGA STORE OSAKAは、心斎橋PARCOが目指していきたい姿を、まさに体現してくれる店舗だと思っています。ぜひ一緒にやっていきたいと思っていたところですし、今回の出店によってPARCOが施設として目指している姿をお客様にしっかりと伝えられると考えています。それから、セガはグローバルなブランドですし、心斎橋は世界中から多くのお客様が集まる国際的な街です。そこで「心斎橋PARCOに西日本唯一のSEGA STOREがある」ということは、来店していただく目的がお客様にとっても広がりますし、来ていただいた新しいお客様に、PARCOのほかの部分も見ていただける、といった相乗効果にも期待しています。
内海氏:
最後にひとつだけ、自慢していいでしょうか。店舗の前のこのスクリーン、透けている上に裏表で映像が違うんですよ。なので、記念撮影をするのにも向いているような仕掛けになっています。ほかの店舗でもいろいろなサイネージがありますが、こうしたスクリーンは初めて採用しているので、皆さんぜひこのスクリーンの前で記念撮影していただきたいなと思っております、よろしくお願いいたします。
「SEGA STORE OSAKA」は10月2日、心斎橋PARCO 6階にてオープン予定。商品の詳細などについては、SEGA STORE OSAKA公式サイトを確認してほしい。なお、10月2日から4日までは、混雑緩和のため入場整理券での時間帯別入場となるため、留意してほしい。
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