スチームパンク・デッキ構築型RPG『Mechjestic』発表。カードでメックに装備を追加し、敵の昆虫型ロボに立ち向かう

 

デベロッパーのSkinny Banditは3月25日、デッキ構築型RPG『Mechjestic』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年配信予定。


『Mechjestic』は、スチームパンクの世界観をもつデッキ構築型RPGだ。舞台となる王国Endless Pondでは、人々の時間を盗もうと画策するTimeKeeperおよびDr. Chronosなる勢力による侵略を受けており、王女Froleinが計画を阻止すべく戦う。

本作には、キャンペーンモードとエンドレスモードが収録。プレイヤーは、王国のマップを巡りながら止まったマスにてバトルなどをこなしていく。マップは大部分が霧で隠されており、その先に何があるのかは実際に足を踏み入れてみないと分からない仕組み。敵は昆虫型のロボットによって攻め込んできており、王女もIron Tadpoleと呼ばれる愛用のメックにて立ち向かうこととなる。


バトルはデッキ構築したカードを用い、ターン制にておこなう。カードには、攻撃や防御、回復など即時発動させるアクションのほかに、自機であるメックに装備を追加するカードも存在。装備カードによって、各種ステータスアップや特殊効果の付与などをおこない、メックを強化しながら戦うわけだ。使用した装備カードにあわせて、バトル中のメックの見た目も変化するという。また、メックの各部位に特定の組み合わせで装備を追加すると、シナジー効果によるボーナスが発生するそうだ。

カードは燃料をコストとして使用するかたちとなり、保有燃料を追加する効果のあるカードも存在する模様。また使用するカードを選んだ際には、カードの効果を発動させる以外に、カードを消費して燃料に変換できることが特徴だ。この柔軟性のあるシステムにより、戦略の自由度が高まるとのこと。


本作にはこのほか、メックの心臓部であるエンジンを交換できる要素も用意される。マップの特定のマスに止まった際におこなえるのだろう。エンジンにはいくつかの種類があり、自ターンにより多くのカードを引いたり、より多くの燃料を備えたりなど、それぞれに固有の特性が存在するそうだ。

『Mechjestic』は、PC(Steam)向けに2025年に配信予定だ。