『Fallout 4』向け大型Mod「Fallout: London」2023年リリースへ。本編と同規模マップ擁するファンメイド“英国『Fallout』”

 

Fallout London Teamは6月26日、PC版『Fallout 4』向け大型Mod「Fallout: London」のアナウンスメントトレイラーを公開。2023年に同Modをリリース予定だと明らかにした。

「Fallout: London」は、PC版Fallout 4』向けのModだ。本編とはまったく別の舞台での新鮮な体験を届ける、ファンメイドの大型コンテンツとなっている。同Modでは、本編シリーズでお馴染みのアメリカを遠く離れ、イギリスへと舞台を移す。Vault-Tec社はアメリカ企業であるため、英国では登場しないとのこと。そのため、同社製のVaultよりも、荒れたシェルターが点在しているようだ。舞台となる時代についても、『Fallout 4』の50年前である2237年と設定されている。

「Fallout: London」では独自の新規ストーリーやNPC、武器、クリーチャーなど多数オリジナルコンテンツが収録。貴族による議会や円卓の騎士など、英国文化を反映したさまざまな要素が盛り込まれているようだ。マップサイズとしても、『Fallout 4』の舞台となったThe Commonwealth(コモンウェルス/連邦)と同規模となるとのこと。『Fallout 4』に新しい息吹を吹き込もうとする、野心的な大型Modなのである。


本Modは、少なくとも2019年にはチームとして開発されていた様子だ。そして昨年6月16日には、トレイラーと共に公式発表(関連記事)。舞台を一新するほどの大型Modとありユーザーの期待も高まっていた。来年まで待つことになるものの、発売時期がはっきりしただけでも気になっていたファンには朗報だろう。なお、「Fallout: London」に実装予定の武器や装備の一部は、先んじて独立したModとしてされている。

『Fallout 4』PC版向けMod「Fallout: London」は、2023年リリース予定。なお、本Modの動作には『Fallout 4』全DLCが必要とのこと。