『World of Tanks』Steam版2021年後半に配信へ。戦車アクションオンライン対戦ゲームの、従来のPC版と同じ戦場へ参加可能

 

ウォーゲーミングジャパン株式会社は2月5日、『World of Tanks』Steam版を2021年後半に配信すると発表した。Steam版では、従来のPC版(ウォーゲーミングの運営する「Wargaming.net Game Center」版)と同じ戦場でプレイ可能。ゲーム内容も、Steam版はウォーゲーミング版と同じ内容になっているそうだ。また『Wolrd of Tanks』Steam版には、既存のWargamingアカウントを使ってアクセスすることはできず、新しいアカウントが自動的に作成されるという。


『World of Tanks』は、当時ベラルーシ(現在はキプロス)に拠点のあったゲーム開発会社Wargamingが手がけ、2010年から配信されている戦車アクションオンライン対戦ゲームだ。プレイヤーは、軽戦車/中戦車/重戦車/自走砲など、自身の所持している戦車から1台を選択。通常30台の車輌が2チームに分かれて争う戦場で、陣営の勝利を目指して戦いを繰り広げる。

本作の戦車には、視認範囲や装甲、入射角度による装甲の貫通判定など、細かな要素が用意されている。また、軽戦車は装甲が薄い分機動力や隠蔽率が高く、重戦車には分厚い装甲と強大な主砲が搭載されているなど、戦車ごとに異なる性能となっており、それぞれが戦場での役割を果たすことが勝利に繋がる。公式サイトによると、第1次世界対戦後から第二次世界大戦で活躍した車輌など、11国家から600種類以上の車輌がゲーム内に登場しているそうだ。


今回のSteam版のリリース予定発表にあたって、プレスリリース内には開発チームからのコメントが寄せられている。コメントによると、『World of Tanks』を誰でも遊べるようにすることが彼らの使命であり、Steamでの配信決定も自然な流れだったのだそうだ。なおSteamでは、スマートフォンやNintedo Switch向けに展開されている『World of Tanks Blitz』は、すでに配信されている。

『World of Tanks』Steam版は、2021年後半に配信開始予定だ。