『アークナイツ:エンドフィールド』の「ミ・フ」解説。物理編成に新風を呼ぶアタッカーは、連続コンボで気分爽快

本稿では『アークナイツ:エンドフィールド』、物理編成の新たなアタッカー「ミ・フ」について紹介する。

HypergryphおよびGRYPHLINEは6月5日、運営中の『アークナイツ:エンドフィールド』に向けた特別スカウト「拳に悔い無し」を開放した。本作はオペレーター1人あたりの育成コストがそれなりに重いため、育成やスカウトに踏み切る前に十分な情報を集めたいという方もいるだろう。本稿ではそんな方へ向け、物理編成の新たなアタッカー「ミ・フ」について紹介する。

『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの新作ゲームである。『アークナイツ』が2Dタワーディフェンスゲームであったの対し、本作は3Dリアルタイム戦略RPGとなっており、ゲームとしてはがらりと姿を変えた。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーは高い技術力を持つエンドフィールド工業の伝説的存在「管理人」として、この星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かうことになる。

ミ・フはアタッカーである。さらに言えば、「物理編成を一段上に押し上げるメインアタッカー」である。本作の戦闘システムでは、ダメージの種類は物理ダメージ・アーツダメージ・超域ダメージの3種類に大別される。このうち、プレイヤーが操作できるオペレーターたちが出せるダメージは物理ダメージ、および灼熱・電磁・寒冷・自然の4種類に分類されるアーツダメージである。ミ・フはその中で、物理ダメージを出すことに特化したメンバーで輝く、新たなアタッカーに位置づけられる。これから物理編成を組んでみたいという方は、彼女を軸にチームを整えていくのも良いだろう。

とはいえ、すでにある程度のメンバーが整っている熟練のプレイヤーにとっては、物理編成の新たなアタッカーというだけでは食指が動くには至らないかもしれない。そこで本稿では、ミ・フの性能だけに留まらない魅力をいくつか紹介していく。プレイしていて気分爽快になるミ・フについて、少しでも伝われば幸いだ。

大剣でありながら軽快な操作感

ミ・フのスキルでもっとも特徴的なのは、3段階に派生する戦技「清波三芸」である。何もしていない状態から戦技を放つと1段階目「断雲」が発動し、断雲または連携技の発動から一定時間内に戦技を放つと2段階目「追形」が発動する。さらに、追形の発動時に条件を満たしていれば3段階目の「開天」を放つことができるといった具合だ。

連続して戦技を放つ都合上、消費SPも低く設定されており、各段階の消費SPは実質50である。1段階目のみは100消費した後に50返還されるというかたちになっているが、そのおかげで消費SPが足りずに2段階目を発動できないということがなくなる親切な設計だ。

ミ・フの武器種は「大剣」だが、この次々と派生していく戦技があるため使用感はかなり軽い。大剣の繰り出すパワーと、もっさり感がまるでない爽快感を同時に味わえるのは、ミ・フならではであろう。大剣はマップ上に置かれている箱や希少鉱物エリアの硬い石を壊す際にも便利で、HPも高く、連携技では自身にシールドを張ることもできる。操作オペレーターとしての快適性はかなり高いと言える。

箱も鉱物も2振りで良い。希少鉱物エリアなら通常攻撃4振りから重撃までの流れで、3つを素早く破壊できる。

使いやすいスキル構成

ミ・フの戦技はどの段階でも物理ダメージを与えることができるが、段階ごとに異なる特徴を持つ。1段階目の「断雲」では、鉤縄のようなものを射出する。軽い敵であれば複数の敵を目の前に引き寄せて集めることができ、重い敵であれば逆に自身が敵の懐へ一気に飛び込む。いきなり間合いを詰めてインファイトに持ち込むわけだ。過去に実装されたギルベルタの集敵とはまた違った使用感だが、こちらもかなり便利である。

2段階目の「追形」は、敵に「猛撃」を与える。猛撃とは、最大4段階まで蓄積することができる「クラッシュ」状態を消費して敵に大ダメージを与えるというものだ。物理編成では重要なダメージ源となる仕組みで、いかにしてクラッシュを溜め、テンポよく消費していくかが鍵となる。

クラッシュ段階は盾のようなアイコンで、その周りが4段階のゲージになっている

3段階目の「開天」は、追形の発動時のクラッシュ段階が3以上だった場合にのみ発動できる。極めて大きなダメージを与える、言わば決め技だ。そのためミ・フで戦う際にはクラッシュ段階を管理しなければならないわけだが、わざわざ敵の状態を頭に入れておく必要はない。ミ・フの連携技の発動条件は「クラッシュ段階が3以上になったとき」となっているのだ。クラッシュ段階を上げる攻撃を繰り返しつつ、ミ・フの連携技が出せるようになったら、連携技→追形→開天とコンボを決めるだけで良い。難しく考えずとも、連携技から戦技をつなげるだけで十分強みを発揮できる。

必殺技の「心絶やす」は、開天とは別の大技といった感じである。シンプルに大ダメージを与えつつ、敵を浮遊させてクラッシュ段階を1上昇させる。さほど使用タイミングを考えずとも、クラッシュ段階を3まで蓄積していく過程に織り交ぜれば良い。

編成・運用例

具体的な編成や運用についても考えてみよう。ミ・フに欠かせないのは、敵のクラッシュ段階を上げてくれるオペレーターである。この役目で真っ先に挙げられるのは初期加入オペレーターでもあるチェン・センユーだ。戦技と連携技でともにクラッシュ段階を上げられるため、ミ・フの良き相棒となってくれるだろう。★6オペレーターではあるが、ロッシとも相性が良い。こちらは連携技発動のためにアーツ付着役が別途必要となるが、ミ・フとロッシのダブルアタッカーのようなかたちで高いダメージを叩き出すことができる。

行動の一例:
ミ・フ戦技1→ミ・フ戦技2→チェン連携技→チェン戦技(ここまででクラッシュ段階3)→ミ・フ連携技→ミ・フ戦技2→ミ・フ戦技3

他のメンバーとして、チェン・センユーを採用する場合には物理編成のSP供給で重要なポグラニチニク、リンク状態でダメージを出しやすくするリーフォン、ロッシを採用する場合にはアーツ付着役としてペリカやタンタンなど、さまざまな候補が考えられる。中でも、操作オペレーターがダメージを受けた際に連携技で回復しつつクラッシュ段階も上げられるエンバーは、攻防ともに活躍をしてくれるだろう。エンバーを採用しない場合はその枠を使って火力を増すことができるが、安定感を犠牲にすることにはなるので操作の腕前が求められることになる。

運用上の注意点

ミ・フは全体的に使い方がシンプルでわかりやすい部類だが、彼女の戦技を連発するだけでは3段階目の「開天」に派生しない。戦技の2段階目「追形」は、敵のクラッシュ段階が0のときはクラッシュを1段階付与してくれるものの、クラッシュ段階が1や2の時でも消費してしまうのだ。戦技の1段階目から2段階目につなげるのは戦闘開始時や新たなターゲットに移るときだけにして、他のオペレーターのスキルを中心にクラッシュ段階を溜めるようにすると力を発揮しやすいだろう。

装備は合わせて実装された旧鋒セットが好相性。ミ・フ自身も倍率が低い物理脆弱を持つため効果を十二分に発揮できる。

最後に、ミ・フのモーションをいくつか紹介しよう。ストーリー上では厳しく、いつも少し怒っているような顔をしていることの多い彼女だが、スカウトの登場時や人事画面で美味しそうにジュースを飲んだり、待機時のモーションでは分厚い教科書を相手に悪戦苦闘したりと、表情豊かな一面を見せてくれる。ちなみに本のタイトルは「天師的基本修養 第3版」で、武陵で学問を修める天師たちにとっては基礎的な内容の教科書のようだ。彼女の経歴を考えれば、苦手なりに努力をしているのを応援したくなるようなモーションだ。

まとめ

すっかり長くなってしまったが、ミ・フを使う上では「クラッシュを溜めて連携技からのコンボを決める」ことだけ気をつければ十分に活躍してくれるだろう。耐久面も安心できるため、強気にガンガン殴って戦闘でスッキリした気分を味わいたい方には特にオススメだ。本作の源石交換所にもある「娯楽は適度に、消費は理性的に」の範囲内の話ではあるが、スカウトすれば本作をより楽しめるオペレーターだ。

『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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