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注目集めた“AIキャラ生活観察ゲーム”開発元、「今も開発継続中」と生存報告。NPCたちの暮らしを眺め、“介入”もできるゲーム
Ememeは7月27日、AI-NPC行動観察バラエティゲーム『EmemeTown』について、体験や仕様を見直しながら、現在も開発を続けていると報告した。

国内デベロッパーのEmemeは7月27日、AI-NPC行動観察バラエティゲーム『EmemeTown』について、体験や仕様を見直しながら、現在も開発を続けていると報告した。
本作は、旧称『Ememe』として2023年12月に発表され、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、当初は2024年夏の早期アクセス配信が計画されていた。

『EmemeTown』は、AIのNPCを作り、街で暮らす彼らの日常生活を観察するゲームだ。開発元は、ジム・キャリー氏主演の映画「トゥルーマン・ショー」のような、AIキャラクターのリアリティードラマを作ることができる作品だとアピールしている。
NPCは、それぞれの個性に応じてAIによって1日のスケジュールが自動生成され、日々の暮らしを送る。また、会話はLLM(大規模言語モデル)によってリアルタイムに生成。本作では、プレイヤーがキャラクターを操作したり、NPCの“うちなる声”を表現したりして介入することができ、NPCたちと自由に会話をして、彼らがどのような反応を示すのかを楽しめるという。
本作では、プレイヤーが用意した3Dキャラクターモデル(VRM形式)をアップロードし、AI-NPCとして街に“召喚”することも可能。キャラクターの性格の設定にも対応する。また発表当時には、将来的には大量のNPCが共に生活を営むオープンワールドの街へと拡張し、マルチプレイイベントを開発できるツールも提供する予定だと説明された。

本作は2023年12月に発表され、一部で大きな注目を集めた。当初は2024年夏にPC(Steam/Epic Gamesストア)向けの早期アクセス配信が計画されていたが延期。2025年4月にはベータテストが実施されたが、その後本作としての続報は途絶えていた。
この間に開発元は、チャットAI投稿プラットフォーム「EmemeAI」のサービスを展開している。キャラクターの3Dモデルをアップロードすると、AIキャラクターとして自動で会話し、アニメーションもするというサービスで、『VRChat』との連携にも対応。また、本作『EmemeTown』との連携も予定されていたが、運営体制およびシステムの見直しの結果として、今月末をもってサービス終了することが先日7月6日に発表された。
そして本日7月27日になって、『EmemeTown』のプロジェクトについては現在も存続しており、体験や仕様を見直しながらも、開発を続けていることが報告された。「EmemeAI」のサービス終了との関連は不明だが、本作の現状を明確にした格好だ。
本作の開発元Ememeは、SCE(現SIE)やGREEにてゲーム制作に携わった経歴を持つ小島由香氏が設立したデベロッパーだ。同氏は、世界初の量産型アイトラッキングVRヘッドセット「FOVE0」を開発したFOVEの創業者としても知られる。Ememeは、会話にあわせてキャラクターの表情とボディアニメーションを自動生成する独自技術を開発し、本作や「EmemeAI」はそれを活用している。「EmemeAI」はサービス終了することになったが、本作の開発は継続するとのことで、続報に注目したい。
『EmemeTown』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに開発中。配信時期は未定だ。
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