『プロ野球スピリッツ2024-2025』が超リアル楽しい。奥スク『ミラージュフェザーズ』が気持ちいい。『トライブナイン』体験版で思い焦がれる。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。463回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。463回目です。寒くなってきました。

寿司を食べたくなる


今週は、寿司を使った麻雀風ゲーム『寿司王』にアプデが来てたのでチェック。本作では、お金(点数)を払って注文できるサイドメニューが特徴のひとつで、それに2巡だけ特定のネタを引けるたこ焼きと、手持ちのエビ・甘エビをエビ天に変えられる揚げアゲが追加されました。サイドメニューは、特定の役を狙うにあたって役立つ要素。今回その幅が広がった格好です。ただし対局で使えるサイドメニューの総数は変わらず、取捨選択しておく機能も導入されています。

サイドメニューには手が読まれるなどデメリットもあり、駆け引きが発生する対人戦が面白い。そういえば先日、某Mリーガーと本作で対戦する機会がありまして。その方の配信を見返してみると、カジュアルに楽しむなかにも、プロ雀士らしい思考が随所に見られて興味深かった。ネタと役の種類が多く結構奥深いといったようなコメントも。実際レビュー評価は高い、けれど人口が少ないのが悩みどころです。
by. Taijiro Yamanaka


『トライブナイン』 面白すぎて ありがとう(7 7 5)


現実で色々あり、泣きながら『トライブナイン』のデモ版をしていました。トライブナインがなかったら慟哭し、巨大な野獣とかに変身して地を駆けていたと思います。トライブナインありがとう。死遊体験版ありがとう。私はまだ人でいられる──。

『トライブナイン』は死にゲー×アクションRPGというジャンルのゲームです。Steamで22日の午前2時まで無料でプレイできます。自分は『トライブナイン』のアニメが始まる前から情報を追いかけていたファンだったので、ゲームができてとても嬉しいです。8月にクローズドβテストがあっての今回のデモ版という感じだったので、今年は濃厚な『トライブナイン』を脳に染み込ませることができています。

前回のクローズドβ版と今回のデモ版を比べての感想ですが、まず戦闘の難しさが爆増しています。回避を連続で出せないよう制限を設ける「回避ゲージ」なるものが登場したためです。「回避ゲージ」の管理ができず回避不能で死んだり、回避によるモーションキャンセルができなくなるため攻める際も敵の行動をよく見て判断する必要があるなど、終始気を抜けず全編楽しいです。ですが、ゲーム進行のテンポを上げるためにシナリオを削る方向の変更があり、ちょっと味気なくなっていて悲しかったです。キャラ絡み多めシナリオマシマシにしてほしい、みんなもっと喋ってほしい。筆者の推しの辰沼龍斗も、ゲーム本編出たらいっぱい喋ってほしい……。
by. Sen Yoshikawa


マッハで駆けるフェザーズよ


今週は『ミラージュフェザーズ』を遊んでいました。人工生命兵器「フェザー」である主人公ノタリは、ある思惑によって離れ離れになってしまった親友・ミロイタと再会するために、敵の大群を殲滅する戦いの中に身を投じることになります。ミロイタを追うノタリの物語が描かれるわけですが、本編中ではあっさり、というか起承転結の「承」ほどで終わってしまった印象。もし続編などが出るのであれば、さらなる展開が見られるといいなあと思ったり。

一方でゲームプレイとしては、ドット絵で描かれる、迫力ある“奥スク”シューティングが特徴。セガの『アフターバーナー』などが感覚的に近しいところでしょうか。バレルロールをするわけではないですが、左右への移動で画面が大きく傾いたり、敵の弾幕が奥から迫ってくるスピード感や迫力が素晴らしい。自機のキビキビした操作感や、ドッジなどのシステムで、シビアな弾避けというより、ファジーながらド派手なシューティングとkawaiiがうまく同居しているといった印象。エンドレスモードではステータスや武器の強化があり、敵もずっとわらわら出てくるので、より一騎当千の爽快感が増す。現実に風を切っているような、そんな気持ちの良いゲームです。
by. Kosuke Takenaka



岡田監督の顔は似ていないけど


『プロ野球スピリッツ2024-2025』をプレイしています。辰己選手実況きっかけに買いました。「2014」以来ぐらいなので、もう10何年ぶりです。とにかく進化がすごくて、キャッキャキャッキャしています。PS5版でプレイ中ですが、一通りコンテンツさわった限りは不具合っぽいのも遭遇せず。試合をしているだけで楽しい。固有アニメーション・モデリング・フェイスなどなど、スマホ版で稼いでいることもあってか、コストをめちゃくちゃかけて超リッチな野球ゲームを実現してくれているのは、感謝しかない。個人的に、石井大智の投球モーション似ているのが興奮しました。守備挙動や走塁バランスきになるけどそれもヨシ!

10年前は、自分の好きな阪神タイガースに自分を入れてペナント回したりしていたのですが、時間が経ち、遊び方も変わり、なによりたくさんのゲームをインプットしなければならないので、そういう遊び方をできなそうだなぁという寂しさはある。時間が有り余ってた時期の、スポーツゲームのペナント回しで時間潰してたあの時期、今考えるととても青春だったように思います。今の仕事やめたら、『プロ野球スピリッツ2024-2025』だけ遊ぶ時期を作りたいです。ともかく、『プロ野球スピリッツ2024-2025』は、数年はこれだけで野球ゲーム熱満たしてくれそうな予感はしています。
by. Ayuo Kawase

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