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人気FPS『Counter-Strike 2』大会で負けた選手が“表彰式で優勝者を殴りつける事件”勃発。「一生出禁」処分に
ドイツ・ライプツィヒで行われた『Counter-Strike 2』大会にて、出場選手が相手チームの選手を殴打する事件が発生。暴行を行った選手に生涯出場停止の処分が下された。

ドイツ・ライプツィヒで行われた『Counter-Strike 2』(以下、CS2)の大会にて、表彰式のさなかにとある出場選手が相手チームの選手を殴打する事件が発生した。暴行を行った選手にはESIC(eスポーツ倫理委員会)加盟イベントにおける生涯出場停止の処分が下された。
『CS2』は Valveが手がける基本プレイ無料のFPS。攻撃側のテロリストと防衛側のカウンターテロリストの2チームに分かれて戦う対戦型オンラインゲームだ。2023年9月 に『Counter-Strike: Global Offensive』 から置き換わるかたちでリリースされ、基本のゲームプレイはそのままにグラフィック面で大幅な強化が施された。

暴行事件が起きたのは現地時間4月19日、ライプツィヒで開催された「CAGGTUS Leipzig CS2 tournament」でのことだ。CAGGTUSはライプツィヒ・メッセが開催する大規模なゲーミングフェスティバルで、数日間に渡り『CS2』を含むさまざまなゲームのオフライン大会が行われていた。19日には『CS2』の決勝が開かれ、チーム「Legendenlobbys」と「Full Shock」が対戦。試合は「Legendenlobby」の勝利に終わり、表彰式が執り行われる次第になった。
問題の出来事は表彰式のさなかに起こった。対戦を終えた上位3チームがステージに登壇するなか、準優勝チーム「Full Shock」 のMAUschine選手が優勝チーム「Legendenlobbys」の前を横切る際、Spidergum選手に突如として殴りかかった。同大会はTwitchでも配信されており、騒然となる会場が映し出されている。MAUschine氏のパンチはSpidergum選手の左頬に直撃し、かけていたメガネが激しく吹き飛ぶ場面が確認できる。その後MAUschine選手はすぐさま壇上から退場させられた。
今回MAUschine選手が暴行に及んだ理由は現時点では明らかにされていないもののが、同大会の中でSpidergum選手がラウンドに勝利したさいに「papi chulo(スペイン語のスラングで魅力的な男性を指す)」と叫んでいたことが原因ではないかとの推測もあがっている。同フレーズはMAUschine選手が自身の決め台詞として使用しており、キルに成功するとコールしていた。Spidergum選手がラウンド勝利した際に対戦相手の決め台詞をあえて使ったかたちで、それが嘲笑と捉えられた可能性がある(IGN)。
この出来事を受けて、トーナメント主催者であるドイツ国内リーグDACH CS Mastersは声明を発表。他のプレイヤーに対する暴力行為は一切許されないとしたうえで、MAUschine選手に最低10年間のリーグ出場停止を宣告し、ESICにも報告済みであると伝えた。また、日本時間の21日にESICも対応を発表し、MAUschine氏を永久BANとする処分を伝えた。これにより、同選手は今後すべてのESIC加盟イベントにおいて参加が禁止される。
ドイツでも最大規模のオフラインゲーム大会の表彰式にて、出場選手が対戦相手を殴打した今回の事件。大会運営を始め、関係組織はみな暴力行為を強く非難しており、ゲーム大会に暴力が存在する余地はないと強調している。ユーザーからも非難の声が殺到する中で、ESICによる永久BANという措置がとられることになった。
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