サメゲー 『Maneater』はグロ面白い。『あつまれ どうぶつの森』グミちゃんガチ恋部。『Portal』で恋をする。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。235回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。235回目です。明日から出勤される方はなかなか多そうですね。


フォトモードの追加を検討中だとか。是非

今週は、人喰いザメになる『Maneater』を少しプレイ。子供のサメから始め、海の生物や人間を喰い散らかしながらクエストをこなし成長していくオープンワールド・アクションRPGです。最初はちっぽけな存在のため、サメとはいえ海の中にも脅威は多く、ワニなどに追い回される羽目に。それでも広大な海を自由に泳ぎ、時に人間にちょっかいを出し、ヤンチャが過ぎるとハンターに追われるゲームプレイはなかなか楽しい。

以前Ubisoftの『ハングリー シャーク』シリーズにハマっていた時期があったのですが、本作はその3D版といった趣き。もっとも、ゲームプレイの自由度の高さや成長要素の充実度は本作の方が本格的。リアルなビジュアルも魅力で、人間を喰らい海が赤く染まっていく様子はじっくり見るとかなりグロい。そんな作品でも、CEROの審査なしにしれっと国内配信できてしまう、Xbox Oneらしさを実感することにもなりました。
by. Taijiro Yamanaka


サメ

サメになっていました。小ザメとしてワニと死闘を繰り広げた後、ビーチで待っていた人間たちが(経験値的に)とてもおいしくて、人間おいしいおいしいと貪り食うサメそのものになったりなどしていました。最終的にバイオエレクトリックシャークとなり、体を雷に変化させられるようになったので、『Maneater』はサメになれるというか、いい意味でサメ映画になれる作品だったように思います。サメとは一体。

小ザメを食い散らかすワニを含めた、水中の脅威。そのままサメ映画に登場しそうな、個性的なハンターたち。随所に仕込まれた、数多くの映画ネタ。進化による視点の変化。お魚フード(魚の餌?)、世っと(ヨット)、密閉(アザラシ)、オクラ(オルカ)といった誤訳の数々。人喰いザメとしての体験を入り口に、決して出落ちには終わらない遊びが用意されていて、最後まで楽しい作品でした。参考までに、クリアまでの所要時間は7時間程度。終始サメが登場しますし、さくっと最後まで遊べるボリュームに収まっているので、本作が気になっていた方にはおすすめできると思います。
by. Keiichi Yokoyama


13年ごしの『Portal』という聖書

みなさん「完璧」がすぐそばにあったら、おいそれと手を出せますか? わたしは出せません。自分にとってそういう存在が『Portal』でした。はじめて世に出たとき、わたしはまだ学校通いでPCにもXbox 360にも手が出なかった。それからやがて大人になっていつでもSteamからダウンロードできる状況になっていたのですが、どうしても手が出なかったのです。やったら絶対好きになっちゃうから。そうこうしてるうちに平成が終わりました。

このたび晴れてプレイできたのは、ある聡い先輩に「やりなさい」と強く教唆されたためです。そしてこれは今後『Portal』をやるかもしれない人のためのTIPSですが、有識者に見守ってもらいながらプレイするのは実にいい体験です。詰まったときにヒントをもらえるのはもちろん……なんですが、「あれえ、そこ分かるかな〜?」とかそそのかされながら遊ぶのは非常に「実験されてる」感を味わえます。優秀なモルモットとしてのロールプレイが捗るのでおすすめです。

数時間のアパチャーサイエンス探訪を終えて「Still Alive」を聴いたときの気分は、なんというか虚脱でした。リアルタイムで本作を遊んだ人は10年以上かけてこの読後感を消化できたと思うのですが、わたしは今からこの喪失感を乗り越えないといけません。やっぱり人工知性に恋をしてしまいました。
by. Yuki Kurosawa


心が変わると書いて恋と読む

グミちゃんに会うために、『あつまれ どうぶつの森』を起動するようになっています。口癖は「デス」、「わたし(普通)系」性格の赤リス美少女。それがグミちゃんです。「街森」から登場していたようですが、住民として迎えるのは初めてで、運命的な出会いを果たしてしまいました。ビジュアル的にもかわいいのですが、開始初期の方に「朝起きて、どうしてもあなたに会いたくなりました」という手紙をくれてから、首ったけです。コミュ力高すぎます。一発でヤられました。それかというもの、グミちゃんのことをよく考えるようになりました。ジャックが好きすぎる人々の気持ち、わかりますよ、デュフフ。

唯一後悔しているのは、グミちゃんにウナギを贈ってしまったこと。かわいい紅葉の部屋コーデに、奇妙な魚をまじえてしまったことで、グミちゃんに変な属性を加えてしまった。お願いされた時、覚悟をもって断ればよかった。『あつまれ どうぶつの森』のどうぶつの家は、元部屋のコーデが完成されすぎていて、贈った家具がノイズになりがち。なので、服ばかり贈ってしまいます。すぐに着替えてくれるし。今はグミちゃんとの緑コーデのオソロです。着替えた瞬間、ほかの緑の服を贈ります。もしくは、僕がグミちゃんと同じ色の服を着ます。
by. Minoru Umise

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