逆に際どくなったNintendo Switch版『スーパーリアル麻雀PV』。『SEKIRO』と『Risk of Rain 2』で目と反応速度の劣化を痛感。大学中退ネコが面白辛い。今週のゲーミング

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Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。177回目です。

 

いちいち刺さる中退ネコの言動

PLAYISMから発売された大学中退ネコアドベンチャー『ナイト・イン・ザ・ウッズ』をプレイ。大学を中退し、地元に帰ってきた女ネコちゃんのメイ(ハタチ)を主人公としたアドベンチャーゲームです。地元に帰ってき鬱屈とした気持ちのまま、自分探しをするようなストーリーとなっております。

メイはとある事情で大学を中退して帰ってきますが、友人や親にも中退理由ははぐらかしたまま。家はそれなりに裕福で、不器用ながら優しい父、若干サイコながらも心配性なお母さんとびみょーな距離のまま、日々を過ごします。「勉強はできないけど頭はいい」と評されるメイは、すべきことや現実を理解しながらも、自分とうまく向き合えず将来から逃避するような怠惰な生活を送るばかり。この描写が、中退経験者の筆者にはいちいちグサッと刺さります。もどかしさや共感や苛立ちやら、いろんな気持ちが混合しますね。一方で、メイに対するなんともいえない愛情が沸き立っても来ます。このゲームをプレイして何か答えが見つかるというわけではないと思いますが、挫折を引きずっていたり鬱屈した気持ちを抱いた人にとっては、よりリーチするゲームなのではないかなと。
by Minoru Umise

 

いい仕事する光さん

今週は、Nintendo Switch版『スーパーリアル麻雀PV』が販売再開されたとの吉報を受け早速購入。本作は女の子と2人麻雀で対局し、和了るたびに女の子が衣服を脱いでいく脱衣麻雀ゲームだ。しかし、その脱衣表現の中でアカンことになっていたため販売停止に。そして修正が施されたため、どのような変化があったのか確認すべくプレイした次第である。あくまで研究目的である。

問題のシーンが上に掲載した画像だ。左が修正前(局部は弊誌にて自主規制)で、右が修正後。本作は、謎の白い光で女の子の乳首を巧みに隠すことで発売にこぎつけたのだが、お気づきだろうか。本来なら、“こんにちは”してしまった乳首を隠すよう光の角度を調整するだけでよかったものを、あろうことか光をさらに細くした上で角度を調整するという攻めの姿勢である。当初のミスはいただけないものだったが、逆境を逆手に粋な切り返しを見せたと言えそうだ。報告終わり。
by Taijiro Yamanaka

 

目の劣化を痛感

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のメディアレビューやユーザーレビューにおける初周クリアまでの所要時間を眺めていると、20時間から70時間まで、人によって激しく差が出ていることに気づきます。やり込みだけでなく苦戦具合がもろに出るというか。特にラスボス戦は苦しんだ方が多いのではないでしょうか。筆者も相当苦労しました。ようやく倒したころには達成感よりも、数時間かかってしまったショックと劣等感が勝り、そのまま寝っ転がってじっと天井を眺めていました。

そして同週には、3Dになって帰ってきた『Risk of Rain 2』もプレイ。後半戦のカオス感は健在です。ただ、5段ジャンプしながらのパーティクルエフェクト祭りとかになってくると、目で追うのがしんどい。そう感じている自分に気づいて、これまたびっくりしました。目と反応速度の劣化。1日中ほぼノンストップでモニターを眺める生活を送っているせいでもありますが、アクションゲームの遊び方を変えなくてはいけない時期に差し掛かっているのかもしれません。少なくとも、劣化した分をどうすれば埋められるのか、考える時間は数年前よりも確実に増えています。
by Ryuki Ishii

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