デベロッパーのMotion Twinは10月4日、ローグライトアクションゲーム『Windblown』の早期アクセス配信を10月24日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。ストアページによると、日本では時差の関係で10月25日配信となるようだ。
また、本作の体験版が10月14日から10月21日までの期間限定にて配信されることも決定。シングルプレイのみの対応となるが、体験版での進行状況は、早期アクセス配信される製品版に引き継ぎ可能だ。
『Windblown』は、ソロプレイおよび最大3人でのオンライン協力プレイに対応するローグライトアクションゲームだ。本作の世界は、ヴォルテックスと呼ばれる巨大竜巻の脅威に飲み込まれようとしており、リーパーと呼ばれる戦士たちが立ち向かい、散っていった。プレイヤーは新たなリーパーとなり、故郷を守るために戦う。
ステージには空に浮かぶ島々が登場し、ヴォルテックスの番兵たちが立ちはだかる。ゲームの流れとしては、バトルエリアにて敵を一掃し、また次のバトルへと向かうことを繰り返し、最後に待ち受けるボスに挑む。そして撃破できれば、環境の異なるさらなる空島へと進むかたちとなる。ステージの構成はプレイするたびに変化。後述する報酬からルートを選択できる場面もある。
本作のゲームプレイの特徴としては、ダッシュを多用することが挙げられる。バトルエリア間には多数の小さな島が浮かんでおり、それを次々に駆け抜けていく。ダッシュを駆使することで、隠しエリアを発見できることもある。また、バトルにおいても敵の攻撃をかわす際に必須。敵は一度に複数登場することがほとんどで、エリア内を駆け回りながらのハイテンポなバトルが展開される。
本作には12種類以上の武器が収録され、2つまで同時に装備し使い分けることが可能。近接武器や遠距離武器が存在し、それぞれ使い勝手が異なるのはもちろん、たとえば溜め攻撃が可能であったり、特定の操作にてクリティカルが確定で発生したりなど、固有のアクションが備わっているものもある。どの武器も基本的にコンボ攻撃が可能であることも特徴で、コンボの最後には強力な技が発動する。
また武器とは別に、秘宝と呼ばれるスキルも存在し、こちらも2つまで装備可能だ。たとえば、敵に特定の効果を与える爆弾などがあり、クールダウン制にて使用できる。このほか、さまざまなバフ効果を得られるギフトやブーストといった要素も存在。こうした武器や秘宝、ギフトなどは、バトル報酬などとして入手できる。これらを組み合わせたビルドと強化によって、さまざまなプレイスタイルを表現できるわけだ。
もし死んだ場合は、道中で獲得した武器や強化を失い、拠点であるアークからやり直し。アークには仲間のNPCが暮らしており、プレイ中に獲得した資源を提供することで恒久的な強化をおこなえる。また、倒されたリーパーの記憶を道中で発見し吸収することで新たな武器や秘宝などがアンロックされ、同じく資源にて開放できる。ステージでは生存者を発見できることもあり、アークに連れ帰ることでさらなる展開を迎えることとなる。
早期アクセス配信開始時点では、5種類の環境のステージと、11種類の武器が収録予定。最大3人でのオンライン協力プレイも可能だ。ちなみに、本作には仲間のプレイヤーとコミュニケーションを取るための機能も用意される。正式リリースまでは最低1年はかかる見込みとされており、さらに開発が進められるなかでは、新たなステージ環境や武器などのコンテンツの追加、バランス調整、マルチプレイの安定性の改善などをおこなっていく計画とのこと。
また、10月14日から10月21日までの期間限定で配信される体験版では、シングルプレイにて最初のステージのみをプレイ可能。利用できる武器や秘宝などの種類も制限される。なお、本作のプレイヤーキャラクターには、性能は同じだが、動物などをモチーフにしたさまざまな見た目のものが用意される。この体験版では、限定のキャラクタースキンが用意されるとのこと。進行状況は製品版に引き継がれるとのことで、体験版をプレイしておくと、そのスキンも製品版で利用できるようになるものと思われる。
本作の開発元Motion Twinは、ローグヴァニアアクションゲーム『Dead Cells』を手がけたことで知られるスタジオだ。本作『Windblown』では、前作同様早期アクセス配信を通じた開発スタイルが採用。『Dead Cells』での開発経験を活かしつつ、コミュニティの協力も得ながら、可能な限り優れたゲーム体験を届けたいとしている。
『Windblown』は、PC(Steam)向けに10月24日に早期アクセス配信予定だ。また、体験版が10月14日から10月21日までの期間限定で配信される。こちらも時差により、日本では開始・終了日が1日ずれる可能性があることを留意されたい。
【UPDATE 2024/10/4 2:10】
日本における時差の影響に関して一部内容を調整