ドラゴン娘育成ローグライト『DRAPLINE』発表、Steamで来春早期アクセス配信へ。『被虐のノエル』開発者による、性格も戦い方も“育て方次第”な竜娘との日々

Vaka Game Magazineおよび個人開発ゲームクリエイターのカナヲ氏は9月25日、『DRAPLINE(ドラプリン)』を発表した。ドラゴン娘を育てる、育成ローグライトゲームである。

Vaka Game Magazineおよび個人開発ゲームクリエイターのカナヲ氏は9月25日、『DRAPLINE(ドラプリン)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年春に早期アクセス配信が開始予定。発表にあわせて、SteamのストアページやPVが公開されている。

『DRAPLINE』は、1年後の災いへ向けて拾ったドラゴン娘を育てる、育成ローグライトゲームである。本作の舞台は、世界を脅かす災いが1年後に訪れる世界。メインキャラクターは、ある日主人公にたまたま拾われた、腹ペコの竜の子だ。彼女は、とにかくよく食べるのだという。肉や森の恵みはもちろん、木や岩や鉄、食べてはいけないものまで平気で食べてしまうそうだ。本作で主人公は、1年後に訪れる災いから世界を救うべく、そんなドラゴン娘を育てていく。フリーダムでカワイイドラゴン娘との日々が描かれていく。


主人公は、1週間ごとの行動を選ぶことでドラゴン娘との日々を過ごす。ゲームプレイの中で、プレイヤーはドラゴン娘に与える毎週の食事を選択する。食事には上昇するパラメーターや、値段などが設定されている。お財布の状況やステータスも考慮しながら、ドラゴン娘に与える食事を選び、彼女を強く育てるのだろう。PV内には、ドラゴン娘のお手伝い先を選ぶシーンも登場。食事の購入時には、現金での購入以外に借金も選択できるようだ。

 


またドラゴン娘は、プレイヤーの育成方針によって変化していく。具体的にはしつけ次第で性格が変化し、戦闘スタイルもどんどん変わっていくとのこと。プレイヤーの選択次第で、まったく違うドラゴン娘へと成長させられる。1周のプレイ時間は1時間ほど。多彩なランダム要素や戦略によって、さまざまなエンディングを迎えられる。

要素としては、PV内では漁師のノットが村からいなくなってしまうシーンや、いかにも悪そうな顔のドラゴン娘も登場。プレイごとに変化する個性的なボスたちとは、スキルを組み替えて戦っていくという。戦闘やシリアスな物語も含めたゲームプレイは、可愛らしいドット絵や豊富なアニメーションによって描かれている。

 


本作は、個人開発ゲームクリエイターのカナヲ氏が手がけている。同氏の過去作としては、『積層グレイブローバー』や『メイドインザダーク』、『はじめての宿屋さん』など多数のフリーゲームを公開。代表作ともいえる『被虐のノエル』では、コンソール版の発売やメディアミックスも多数実施。サンリオによる『 まいまいまいごえん』ではゲーム版の制作を務めるなど、クリエイターとして精力的に活動してきた。

カナヲ氏のポストによれば、本作『DRAPLINE』はカナヲ氏が設計や実装からイラストや作曲まで、ほとんどの作業を一人でおこなっているという。そのため、開発と並行してSteamでの早期アクセス配信を実施。フィードバックを受けながら正式リリースへ向けて制作が進められていくそうだ。また同氏のポストによれば、本作では1周1時間で、遊ぶ度に変わるランダム要素やビルド構築、しつけなどが楽しめるそうだ。


『DRAPLINE』は、PC(Steam)向けに2025年春早期アクセス配信開始予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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