世紀末ドライブ配達ゲーム『Post Apocalypse Delivery Simulator』Steam向けに正式発表。マルチ対応、荒廃世界をトラックで旅しつつ道中で物資も拾うサバイバル宅配

Studio 316は10月3日、『Post Apocalypse Delivery Simulator』を正式発表した。ポストアポカリプスの世界で宅配業務をこなすドライブシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのStudio 316は10月3日、『Post Apocalypse Delivery Simulator』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)、2025年の早期アクセス配信開始を予定している。

本作は、文明が退廃したポストアポカリプスの世界で宅配業務をこなすドライブシミュレーションゲームだ。ソロプレイまたは最大4人協力プレイに対応予定。本作でプレイヤーは、ポストアポカリプス宅配サービス(Post Apocalypse Courier Service、縮めてP.A.C.S.)として依頼を受けた荷物を宅配するため、危険な荒野を走り抜ける。


本作にて無事に荷物を届けるためには運転技術だけではなく、目的地の環境に合わせた車両のカスタム、荷物の効率的な積み込みなども求められるという。また、ただでさえ危険な運転中には崩壊世界では貴重となった車両修理用の部品を発見できることもあり、気の抜けないドライブが求められそうだ。そうして小さなガレージ企業として始まるP.A.C.S.をポストアポカリプス世界最大の宅配企業に成長させるべく、プレイヤーは荒廃した世界で宅配に勤しむことになる。

また先述のとおり最大4人までのマルチプレイに対応している点も本作の特徴だ。車両ごとに異なるカスタムを施して、それぞれ役割を分担するようなプレイも可能かもしれない。


本作の早期アクセス配信期間は1年半から2年が見込まれているとのこと。早期アクセス配信開始時点で、最大4人プレイに対応予定だそうだ。早期アクセスでの開発を通して、車両のアップグレードや修理などのカスタム関連や自然環境などの要素を充実させていくことが予定されている。また、コミュニティからのフィードバックや提案をアップデートに反映していくことも目指しているようだ。

本作を手がけるのは英国に拠点を置くStudio 316。過去には専用のボート型コントローラーを使用した体感型ボート操作ゲームである『ImersU Row』やNintendo Switchのジョイコンを使用した卓球ゲーム『Tip Top Table Tennis』などの体験重視のゲームを手がけてきた。

本作『Post Apocalypse Delivery Simulator』ではやや作風を変えて、世界観にも重点を置く配達ゲームとなるかたちだ。公式説明いわく悪路ドライブゲーム『MudRunner』と大型トラック運転ゲーム『Euro Truck Simulator 2』を掛け合わせ、ポストアポカリプス宅配ドライブシムとして再構築したゲームになるとのことだ。

『Post Apocalypse Delivery Simulator』は2025年にPC(Steam)にて早期アクセス配信開始予定。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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