『Fallout: New Vegas』など手がけたObsidian、XBOXリセットの影響で『Avowed』続編などが開発中止との報道。今後は“『Fallout』新作”に注力へ

Obsidian Entertainmentについて、『Avowed』の続編を含む未発表プロジェクトが開発中止になったようだ。

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マイクロソフトは現地時間7月6日、全社にわたり、約4800人規模のレイオフ(一時解雇)を実施。XBOX部門において今回は約1600人がレイオフされた。そんな中、Obsidian Entertainmentの一部スタッフもレイオフの対象となった。これにあわせ、『Avowed』の続編や未発表の他プロジェクトが開発中止となったようだ。以後『Fallout』シリーズの新作に着手するという。Bloombergが報じている。

Obsidian Entertainmentはアメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くスタジオだ。初期の『Fallout』シリーズに携わったスタッフにより、2003年に設立された。『Fallout: New Vegas』の開発を手がけたほか、『Pillars of Eternity』シリーズや『Tyranny』といったタイトルを送り出してきた、RPGの名手といえる。2018年にマイクロソフトに買収されて以降は『The Outer Worlds』シリーズや『Grounded』シリーズ、『Avowed』をリリースしている。

マイクロソフトは現地時間7月6日に、XBOX部門について即日約1600人規模、本会計年度内では3200人規模のレイオフを実施すると発表した。同社傘下スタジオのDouble FineやCompulsion Gamesなどは再独立を決定するなど、関連スタジオにも大きな影響が及んでいる(関連記事)。Obsidian Entertainmentもマイクロソフトが発表した大規模なレイオフの影響を受けており、Game Fileの調査によれば52人が対象となったとのこと。これは同社の約1/4にあたるそうだ。

そしてBloombergが関係者証言として報じるところでは、開発が手がけられていた『Avowed』の続編を含む、未発表のプロジェクトが開発中止になったとのこと。今後は『Fallout』シリーズの新作開発を担当することになるとされているが、まだ座組は確定してはいないようで、今後の動向も注目されるところだ。

Obsidian Entertainmentの過去作に関しては、CEOのFeargus Urquhart氏がBloombergに対して『Avowed』『The Outer Worlds 2』の売上が芳しくなかったことを明かしている(関連記事)。両タイトルとも開発に6年以上かかっており、特に『The Outer Worlds 2』については発売後約3か月で売上本数が100万本未満という推計も伝えられていた。Urquhart氏はこのことについて、マイクロソフトが設定していた販売目標を達成できなかったとしている。

マイクロソフトやObsidian Entertainmentは、そうした理由から続編の売上が見込みづらい『Avowed』などの開発から、キラータイトルでもある『Fallout』シリーズの続編に注力する方針を採ったのかもしれない。とはいえBloombergによると、『The Outer Worlds 2』のダウンロードコンテンツ開発、『Grounded 2』の開発は継続していくうえ、一部スタッフは新プロジェクトの準備が整うまで『Avowed』続編の開発を続ける予定とのこと。既存のプロジェクトもまるっきり白紙となるわけではないようで、いずれこれらタイトルの“復活”もお目にかかれるかもしれない。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 2015