ローポリ裏社会暮らし探索アクション『Muhit』発表。90年代のイスタンブールにて犯罪・汚職で成り上がり、なりふり構わず家族を探す

Batuhan Ceyhan氏は7月9日、3Dアドベンチャーゲーム『Muhit』を発表し、Steam向けにストアページを公開した。本作は90年代の架空のイスタンブールを舞台に繰り広げられるアドベンチャーゲームだ。

Googleでお気に入り登録

個人ゲーム開発者のBatuことBatuhan Ceyhan氏は、3Dアドベンチャーゲーム『Muhit』を発表し、Steam向けにストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Muhit』は、架空の1990年代のイスタンブールが舞台となるストーリー重視のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは主人公を操作してトルコの裏社会を生き延びつつ、行方不明となった家族を探すことになる。

本作では、90年代のイスタンブールを探索しながらさまざまな人物たちと出会い、その依頼をこなして裏社会での立場を築き上げていく。登場人物は、犯罪者や密輸業者、腐敗した役人などバリエーション豊かで、各派閥との関係性も重要となる。仕事については合法と非合法の両方が用意されており、公開された紹介映像を見る限り、武器の裏取引や敵組織への襲撃などがおこなえるようだ。

先述したように、本作は20世紀末のイスタンブールが舞台で、当時の雰囲気が再現された市街地を、車でドライブすることができる。グラフィックはPS1時代を彷彿とさせるローポリゴンだが、そこに天候の変化や質感のある光源処理を導入することで、独特なグラフィックの一方で、実在感のある街並みを実現することに成功している。ちなみにドライブに使う車両は、中古車ディーラーで購入可能で、脅迫や説得によって値下げを“お願い”することも可能だ。

また広大なマップを舞台に繰り広げられる作品で、中東の街が舞台として選ばれたのもユニークな点と言えるだろう。実在の都市を舞台とした作品では、世界的な人口の分布にもよるところはあるが、中東よりはむしろ西欧やアメリカの街がモチーフとなることが比較的多い。

本作の開発を手がけるBatuhan Ceyhan氏はイスタンブールを拠点としている個人ゲーム開発者。そのため、自分が生活している街をゲーム化したいという思いがあったのかもしれない。同氏のYouTubeチャンネルを確認する限りでは少なくとも今年2月頃から制作を進めていたと見られ、このたび『Muhit』の名で正式に発表されたかたちのようだ。

そんな本作の発売時期は、本稿執筆時点では明らかになっていないが、Steamストアページによると、まずは早期アクセスをおこなう予定とのこと。想定される実施期間は半年から1年程度で、現段階ですでにゲームシステム面は完成しているそうだ。よって期間中は、プレイヤーからのフィードバックを受けつつ、主にビジュアル面の改善に取り組む方針であるという。また正式リリース版では、より精緻な3Dモデルや新エリアが追加されるそうだ。裏社会をテーマに、特徴的なグラフィックと重厚なストーリーが合体した本作の仕上がりに注目だ。

『Muhit』は、PC(Steam)向けに配信予定だ。なお本稿執筆時点では、ゲーム内の日本語表示には未対応となっている。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Googleでお気に入り登録
Satofumi Inoue
Satofumi Inoue

大作洋ゲーから、インディーゲーム、VR系まで幅広く遊ぶ雑食派。いろいろ遊びすぎて一つのタイトルに使える時間が減り気味なのが悩み

記事本文: 120